エルシノアにはセンタースタンドが有りません、オフローダーなので一般的でも有ります。
しかし、模型で、しかも 1/8 となると大きさも結構なものになり、キット部品をそのまま組むと、スタンドの付け根部分の脆弱さから後々折れたり、フレーム側のブラケットが割れたりとリスクを伴いますし収納する場合も出っ放しでは尚更です。
そこで今回もサイドスタンドは金属を使って可倒式に改造します。
スタンドには2.1mm真鍮パイプを使い、シャフトには1mm洋白線を使い、フレーム側ブラケットのシャフト穴には動きが渋くならない様にブッシュ代わりのアルミパイプを仕込みました。
もともと有るブラケットのモールドを活かし肉厚を増したり形状を調整したりしています。
肉盛りは形状を変えるだけではなく、ストッパの役割を担う様にも作りこんでいます。
そのためスタンドのオン・オフで決まった位置に止める事ができました。
スプリングは0.5mmステンレスの針金を巻いて作りましたが、結構テンションが効いて所定の位置でパチンパチンと気持ち良く収まりました。
スタンドはこの後ホイールを組んで車体の傾きを確認出来るまで、長さを決めないでおきます。