プラモときどき四方山話

趣味で作るバイクモデルと日常

サイドスタンド

2021-02-17 21:28:00 | HONDA MT 250 ELSINORE

 エルシノアにはセンタースタンドが有りません、オフローダーなので一般的でも有ります。

 しかし、模型で、しかも 1/8 となると大きさも結構なものになり、キット部品をそのまま組むと、スタンドの付け根部分の脆弱さから後々折れたり、フレーム側のブラケットが割れたりとリスクを伴いますし収納する場合も出っ放しでは尚更です。

 そこで今回もサイドスタンドは金属を使って可倒式に改造します。



 スタンドには2.1mm真鍮パイプを使い、シャフトには1mm洋白線を使い、フレーム側ブラケットのシャフト穴には動きが渋くならない様にブッシュ代わりのアルミパイプを仕込みました。

 もともと有るブラケットのモールドを活かし肉厚を増したり形状を調整したりしています。




 肉盛りは形状を変えるだけではなく、ストッパの役割を担う様にも作りこんでいます。

 そのためスタンドのオン・オフで決まった位置に止める事ができました。

 スプリングは0.5mmステンレスの針金を巻いて作りましたが、結構テンションが効いて所定の位置でパチンパチンと気持ち良く収まりました。


 スタンドはこの後ホイールを組んで車体の傾きを確認出来るまで、長さを決めないでおきます。



ブレーキアーム

2021-02-15 21:16:00 | HONDA MT 250 ELSINORE

 キット部品は色々な部分で一体モールドになっています。

 例えばブレーキパネルに一体成型されたブレーキアームやケーブル止め、1/8 としては大雑把すぎているし、そもそもスクラッチしたブレーキパネルなのでアーム類はスクラッチしなければならないのは分かっていた事です。




 そこで1mmアルミ板でアームを作りました、先ずはフロントから。



 一般的な直線ではなくパネルの円弧に沿った形でちょっと面倒でした。




 後輪は肉抜きの穴が開いています。


 アームとしてはもう一か所クラッチレリーズレバーがクランクケース上に有りますが、部品としてキットには存在しないので仕方なくスクラッチ、アーム自体を引き戻すリターンスプリングも一緒に組み込む形です。




 小物が出来て来るとそろそろ塗装して組み付けられる様になりました。

タンクとシート

2021-02-12 09:30:00 | 愛車
 フェールタンクの修正をしました。



 左右を貼り合わせてから気が付いたのですが、側面の形がどうにも角ばっている様に見えるので資料と突き合わせると、上下面共前方がやはり違いました。




 かなり削り込まなくてはならないので構わずヤスリを掛けていると、薄くなった部分がペコペコと柔らかくなってしまいました。

 左右貼り合わせる前なら、あらかじめ裏打ちしていたんですが承知の上と穴を開けて裏打ちして細い伸ばしランナーを作って接着剤で溶かしながら盛って削って修正しました。

 やはり事前の検証は必要不可欠です。




 シートはアシストベルト一体モールドなのでベルトのモールドを削ぎ落し、その上でベルトの掛かる部分を少し彫りこんでいます。

 シート全体には生地表現が有りますが、全て削り落としてノッペラボウにしました。



 後部のモールドも大幅に手直し中、まだまだです。



 アシストベルトは0.5mmのアルミ板、取り付け部分は0.3mmのアルミ板を巻き付けています。



 取り付けリベットは虫ピンを使います。


 シート全体は荒削りのままなので、もう少し手を加えなければいけません。


フェールタンク作り

2021-02-11 14:39:00 | HONDA MT 250 ELSINORE

 フェールタンクにも問題が有ります。

 フレームのダボ穴にタンク側のダボを通して接着する?説明書にはそう有ります。

 と言う事はタンクは一体では作れない事に・・・。

 それは無いだろうと一体化して後からフレームと合体出来る様に工夫しています。

 廃材のプラバンでフレームの傾きをタンクにトレース。

 フレームの横方向のつい立てを接着(後に取り外しました)。




 タンクのダボを切断、左側タンクの付き当てを接着。




 水平方向に接着した板は固まりきる前に左側で押す感じでタンク左右を接着します。




 一体化が成功したタンク、数か所の引けが有ります。



シャフト作り

2021-02-09 15:36:00 | 愛車
 不良部品のシャフトを作り直しました。



 左からリヤ(チェーン引き含む)、フロント、ステムの各シャフトでの頃はボルト頭の差し替えになります。


 これでホイールも組み付けられる様になったところで、スプロケとチェーンを見て見ると何だこりゃの部品。



 前後スプロケはプーリ形状、肝心のチェーンはゴム製でモールドに潰れ有り、致命的なのは短すぎて収まりません。


 お金は掛けたくないし、それでも見栄えは良くしたいので、細かい部分を手直ししながら作って来ましたが、これはこのままではどうしようにも無くなりました。

 この調子のキット内容なので、まだまだ問題は出てきそうです。