プラモときどき四方山話

趣味で作るバイクモデルと日常

デッサンは秀逸なんだけど。

2013-04-25 22:09:00 | DT-1
 メッキやシルバーに塗装する部品は沢山有ります、何たって2台分なので・・・。

 一度に全て塗装出来る訳も無く、何度かに分けて塗装していかなければなりません。

 最初に塗り始めた部品達もそろそろ下地が出来上がりつつあるので、少しずつ未処理の部品と入れ替えていきます。

 其の中でも未整形部品も有るので、先にその処理をしなければなりません。



 手前が整形済み、後ろが未処理の部品です。

 この角度から全ての状況は掴めないと思いますが、普通ならパーティングラインを削り落とせば何とかなる部品です。

 しかし、昔のHASEGAWAは簡単には行きません。

 ハンドルのパイプ部分、細い部分で直径2mm、太い部分では3mmを越え、其の部分では潰れた様に平面になっています。

 直線やカーブのラインも波だらけで、パーティングラインを消すだけでは其の酷い状態は変わらないままです。

 そこで一番細い部分を基準として全体を均一な太さに削りながらラインを修正しなければなりません。

 いっそ2mmのプラ丸棒で作り変えた方が早いかも知れませんが、2本同じ形に造るには熱処理が伴うので非常に困難が予想されます。

 手前の状態になるまで相当気合を入れて掛からないといけないですが、何度も失敗するよりは確実な方を選びました。

徳用サイズ

2013-04-24 23:38:00 | DT-1
 塗装方法は作り手によって様々ですから、此処では私が昔から行っている方法の内の一つを述べたいと思います。

 下地塗装に付いて、殆んどと言って良いほどサフェーサーを使わないで最初から塗料で表面を滑らかに整えていきます。

 以前はカーモデル中心の模型作りでしたが、此処10年程はバイク模型作りに偏った生活をしています。

 カーモデルを作っていた時代では有りとあらゆるカラーを使っての塗装をしていましたが、古いタイプのバイク模型ではそれ程の種類は必要無く、塗料ビンの数も以前と比べるとかなり少なくなりました。

 しかし、使うカラーによっては多量に使う物も有り、今までの様に小さなビンを単色でいくつも在庫しなくてはならなくなっています。

 たとえばシルバー、バイクモデルには必須なカラーで、その下地に塗るのは殆んどの場合ブラックです。

 クレオスのカラーを使っていますが、大瓶で有るのはホワイトとシルバー、それにクリアーくらいで其の他のカラーは見たことが有りません。

 実はブラックを買いに出かける場合が殆んどで、どこかで大瓶が手に入らないか探していました。

 たまたまネット通販を散歩していたら偶然見つけたのがこれ。



 ブラックの徳用サイズで200CC、いつも使っているビンは10ccだから20倍の容量で、しかも安い。

 多分これを消費するに要する時間は・・・何年掛かるか・・・、しかもこの際だからと2本も注文してしまったからこの先ブラックの在庫に不安は無いだろう。

 そんな訳でDT1の下地塗装は着々と進んでいるのでした。

チェーンの彫り込み

2013-04-18 23:29:00 | DT-1
 造型があまり良くないキットのチェーン、エッチングの組み立てチェーンに置き換えようかと、いつも作り慣れているコスモズファクトリー製のエッチングチェーンを取り出して合わせてみました。



 DT1は1/10 、チェーンは1/9 、チョット大きいかなーと思ったけどやっぱり大きかったか・・・。

 ヒロ製の1/12用のチェーンもストックしていて大きさはピッタリ合っているけど、DT1のスプロケットが大きいので長さ的に足りるかどうかが心配。

 そもそも縮尺何々用チェーンと言っているけど、それぞれ50ccからナナハン、リッターバイクまでモデルは有るけど、排気量に関係無く大きさは1種類???。

 1/12用チェーンでも250ccあたりではオーバースケール気味で、何か違和感を感じるのはオイラだけ?

 もう少しチェーンサイズにも種類が有っても良いのではないでしょうかねー、ピッチ何ミリとかでいけば縮尺に囚われず使えると思うのですが・・・アフターパーツメーカーさん、考えてみて下さいな。

 そんなこんなで結局エッチングは見送り、造型の悪いキット部品のチェーンを彫り込んで見栄えを良くする事に決定。

 

 既に何回も試行錯誤を重ねていて、工具も最も進化した物を使っていて、チェーンとスプロケの噛み合い際の狭い部分から他の部分まで一本の刃物で楽々と綺麗に削る事が出来ます、刃先を大中小と3種類作っていますが企業秘密なので刃先はお見せ出来ないのが残念。



 スプロケットの歯も修正したのでだいぶ良くなりました。



 後ろ側もこんな具合、スプロケの歯の頭部がローラーの間に本当は見えるのですがそこは省略。



 全体をフラットブラックで塗ってからザッとドライブラシで陰影を付けているところ、楽々と言っても2本立て続けに工作するのは神経が疲れました。

好きな人、嫌いな人。

2013-04-11 23:35:00 | ノンジャンル
 別に人に対して好き嫌いを言おうとしている訳では有りません、飲み物のお話。

 以前は晩酌必須で季節に関わらずビールを晩酌としていました。

 しかしかなり前からですが、飲んでしまうと仕事の疲れも重なって食事後に寝てしまう癖が付いて、趣味の模型作りが滞ってしまう傾向に有りました、これではイカンと悪い癖を直そうと考えました。

 そのためには晩酌の頻度を抑え、今日は模型弄りを何処まで進めるぞ!っと週間スケジュールなる物を計画する様になりました。

 特に週末の休日は禁酒で模型作りに専念する・・・そう自分に言い聞かせて実践して行くうちに、ウィークデーでも飲酒が少なくなり「酒を買って来なくて良い」とカミサンに宣言、今では全くと言って良いほど酒類を口にしなくなりました。

 しかし、一息付いたり気分転換したい時、チョット喉が渇いた時に口にしたい飲み物は有る訳でして・・・。

 私が飲み物として一番の好みは・・・コーラなんです、しかも銘柄と種類指定。



 宣伝する訳では無いですが、それは昔ながらの味がするペプシコーラ。

 昨今のヘルシー風潮のせいで、このラベルが簡単に買えません、何処に行っても糖分控えめカロリーゼロ!が謳い文句で、がぶ飲みする連中にはそれで良いかも知れませんがオイラには当てはまらない。

 ペプシもコカコーラも他の飲料メーカーも皆揃って右へ倣え、美味くもないコーラなら欲しくもないところですが、僅かながら私好みのこのラベルを売っている店を知っているし、しかも安い。

 家族には「よくペプシを飲むわねぇ」とか「ペプシの何処が美味しいんだか理解できない」とかで不評を買っている。

 そのくせ家族はコカコーラ党の様で、ダイエットコークをよく買って来る。

 しかし、1.5リットルペットボトルは1日で空になる、3人で飲む筈だが実際は息子が殆んど飲んでしまう・・・がぶ飲みし過ぎだろーよ。

 私の好きなペプシsymbol4には誰も手を出さないbe

 しかし、流石に1.5リットルは大き過ぎで、一度栓を開けると飲みきるのが大変で、気が抜ける方が早いくらい。

 そこで閃き・・・ペプシには500ミリペットボトルが無いのでコークのペットボトルを利用してペプシを小分けすることにした。

 これならガスが抜ける事も防げるので心おきなく飲める、何しろ1本の500で2日、長くて3日くらい持ってしまう飲み方だから・・・。

 ミミッチイ話と笑われるかも知れませんが、酒にミミッチイ人や汚い人は沢山見聞きして来たので、こういうのもアリでしょう。

 そんなこんなでチビチビとペプシを飲みながら今日はフレームにまた少し手をくわえました。



 サイドスタンドですが、実車でも弱くて折れやすいと聞きます。

 初回作も実際折れた様で、修理依頼の項目の一つでした。

 今回はかなり力が掛からないと折れない様に根本の補強をガッチリとして、更に可動式に改造しています。

 メインスタンドが無い車両なのに可動式にしても意味無いじゃん・・・メンテナンススタンドを作れば良いんですよgood

 かくして2台同時進行は遅々として進まず。

取り付け方の変更。

2013-04-09 23:23:00 | DT-1
 キット部品のショックユニットは上下のブラケットまで一体成型されていて、上下の合わせノッチに当てはめて仮組みするとこんな風になります。



 処女作では部品を加工する事無く素直に取り付けて満足しましたが、流石に今見ると何じゃこりゃ・・・。

 そこであっちこっち弄る事にして・・・。



 一体成型になっているブラケット部分を削り落とし(右)、ボルト穴部分の厚みを少し薄く削りました。



 スイングアームのブラケットをプラ板で造型、実車同様に外側に少しだけはみ出します。


 スイングアームだけでは片手落ちなのでフレーム側も工作。



 実車も多分こんな感じでしょう。

 フレームにスイングアームを仮組みしてショックユニットを合わせて見ると・・・。



 これならそれぞれの部品毎に塗装をして綺麗に組み立てる事が出来ます。


 ついでに・・・。



 ショックユニットのアッパーブラケット部分ですが、左右の貼り合わせのためまん丸になっていないので右の様に整形しましょう。