ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

淋しくて淋しくて・・・

2009年09月15日 21時28分57秒 | 日常

 土曜日の夜に亡くなってから今日で3日目。なんとも淋しい我が家になってしまいました。たまらなく悲しい。

 ふと彼女がいるような気がするのです。

 老齢で体重が激変し、年々小さくなっていたのに、いなくなった途端、小さな家の中が突然広く感じてしまいます。

 今日はスーパーの100円コーナーでせっせと写真フレームを買い込みました。あちこちの壁に彼女の写真を飾ろうかと・・・。

 特別でした。結婚5年目に現れた野良猫。夫は生粋のノラではなく、捨て猫だったんじゃないかと言います。あまりに人懐こかったから。なんで我が家に・・?本当にかわいかったです。個性的で、人にべったりせず、けっこうわがままで・・。サビ猫で鼻の部分がごま塩みたいだったから、ごまこと名付けました。暴君的なさまは、「強引ごまこ」と呼ぶに値する・・・。そういえば、昔から彼女は香箱作らなかったのです。手足が細かったし、それでなのかな。変形性関節炎に悩まされたのも、もともと、骨が弱かったのかもしれません。それでも長生きしてくれました。お疲れ様といいたい。今日は、夫がごまこのためにと取っておいてムダになってしまったカツオのたたきでした。喜んで食べられるうちに一緒に食べてあげたかった。

 写真は6年前、ひなたぼっこしている姿です。もう、ひなたぼっこに来てくれないのかと思うと、ひなたが恨めしいです。

 ごまこの物語を書こうと思います。それで気持ちが楽になるのなら・・・。

コメント
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