楽しみにしていた最終回、どうしても納得がいかなくて、書き込む気もしないまま、日が経ちました。私と同じ意見の人が多かったようですね。
まず、言えることは、犯罪被害者になるのは紙一重だけれど、犯罪加害者になるのは、そうではないということ。それを、最後にこんなストーリーにするなんて、何という暴挙、横暴でしょうか。スタッフたちの真意がわかりません。
考えても見てください、恋人が妊娠したことを素直に喜んでいた甲斐亨ですよ。そして、父になるのに、彼女を失望させることをしますか?それに、彼の父親は警察庁次長、そのポストもふいにするなんて、いくら仲が悪くても、そんなばかなことは絶対にしませんよ。彼を「卒業」させたいのなら、まだ「殉職」の方が納得いきます。こんな筋書きにしたのは、どうしてでしょうか?相棒ファンを裏切る行為としか思えませんね。
水谷豊さん、もっと謙虚になれませんか?私はあなたをNHK男たちの旅路のころから知っています。昔はやんちゃだったのに、今では知性派俳優です、もうびっくりです。あのドラマが私にとってはあなたの代表作でしたが、いまでは「相棒」の杉下右京があなたそのもの。
でも、俳優がすべてを牛耳るのは、おかしいのではないでしょうか?ドラマは裏方も含め、多くの人間がかかわって作っているものです。あなたの考え一つでキャストが決まるのも、おかしいです。
自分の思うように作りたいのなら、プロデューサーに変身すればいいのに。
驕れるものは久しからず。どうか、謙虚になってください。無理な筋書きにしないでください。社会派ドラマが、うすっぺらになりました。