昨日、地元の福祉センターでの教養講座「着物で作るリバーシブルショール」に参加してきました。実は先月25日に受付開始の、60歳以上のシニア講座で、受付初日に申し込んだのですが、後から電話があり、キャンセル待ちだとのことで、がっかりしていました。でも、一人くらいは作家先生がなんとかしてくれるはずとのことで、連絡を待っていて、なかなか来ないのでこちらから電話して、ようやく大丈夫とのことで6人目として参加した次第でした。60歳は、老人なんですね、今回の申し込みの県では、そのことを痛感しました。でも、ありがたいほうです。60歳でこんないい講座が受けられるなんて!材料費は1500円。私よりも高齢でとても慣れた女性たちが集まっていました。今回、初めてなのは私ともう一人だけ。
着物生地を使って手縫いですから、和裁に慣れている人はいいけれど、初心者にとってはかなり大変。2時間でもとても完成までたどり着けず、途中の段階での写真撮影でした。でも、先生は丁寧に教えてくださり、とても勉強になりました。教室ではまっすぐに縫えなかったので、家に帰ってから全部やり直しました。それでも、まだまだです、とほほ。
洗濯ものにかけてみました。こんな感じです。大好きな大島紬なので、幸せです。
昔、めじろ台の着物リサイクルショップが閉店の時に、着物を何着か買って解体したのがあったので、それで作れないかと考え中です。前の職場の同僚にも、着物もらって解体していましたっけ、使えそうですね。
全て手縫いです。昔の人って、気の遠くなる作業を黙々としていたんですね。着物の生地は、ミシンではできないんです。そして、糸も、私が持っているパッチワーク用ではだめなんですって。普通のミシン糸のほうがいいとのこと。色が合うものがあればいいけれど・・。福生に大型手芸店があるので、なければそちらで見てみましょう。夢中になって長時間縫っていると、肩は凝るし、腰は痛くなる。昔の人が腰が曲がっているのって、和裁のせいじゃないかと思いました。
60歳って、高齢者なんですね・・・。自覚ないなあ。