永田和宏選
僕は君の濡れ落葉だと笑ってたあなたをくっつけどこへ行こうか 高松市 高崎英子
山に向き親爺は何時も渋っ面山根屋書店は百年目なり 長野県 沓掛喜久男
一首目、彼はもう自由に一人で動けないのでしょう、それとももう亡くなってしまったのか。濡れ落葉になってどこでもいっしょに連れていきたいですよね。二首目、長野県にその書店があるんですね。老舗の本屋さん、がんばってほしいです。
馬場あき子選
爆弾のようにタンクを捨てるとは日本の空はアメリカの空 長野市 関龍夫
先日、米軍機がタンクを落して大迷惑。けが人が出なかったのは奇跡ですが、本当にひどいですよね。それに私も近くに住んでいますが、米軍基地のコロナ感染者がとても多くて、沖縄がとんでもなく被害を受けています。まったく、この国はアメリカの植民地なのかと疑ってしまいます。米軍基地がなくなればいいのに。
最近、私は鈍感になってしまったのか、気に入った歌が少なくなりました。今回、朝日俳壇賞の句が載っていましたが、その中ですごく気に入った句がありました。高山れおな選、川崎市の小関新
その恋に愛はあるんか猫の恋
いやー、楽しいです。でも、いろいろあって、私は俳句を辞めたのです。短歌も俳句も難しいですね。