ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

朝日歌壇1月9日

2022年01月10日 14時07分24秒 | 短歌

永田和宏選

僕は君の濡れ落葉だと笑ってたあなたをくっつけどこへ行こうか 高松市 高崎英子

山に向き親爺は何時も渋っ面山根屋書店は百年目なり      長野県 沓掛喜久男

 一首目、彼はもう自由に一人で動けないのでしょう、それとももう亡くなってしまったのか。濡れ落葉になってどこでもいっしょに連れていきたいですよね。二首目、長野県にその書店があるんですね。老舗の本屋さん、がんばってほしいです。

馬場あき子選

爆弾のようにタンクを捨てるとは日本の空はアメリカの空    長野市 関龍夫

 先日、米軍機がタンクを落して大迷惑。けが人が出なかったのは奇跡ですが、本当にひどいですよね。それに私も近くに住んでいますが、米軍基地のコロナ感染者がとても多くて、沖縄がとんでもなく被害を受けています。まったく、この国はアメリカの植民地なのかと疑ってしまいます。米軍基地がなくなればいいのに。

 最近、私は鈍感になってしまったのか、気に入った歌が少なくなりました。今回、朝日俳壇賞の句が載っていましたが、その中ですごく気に入った句がありました。高山れおな選、川崎市の小関新

その恋に愛はあるんか猫の恋

いやー、楽しいです。でも、いろいろあって、私は俳句を辞めたのです。短歌も俳句も難しいですね。

 

コメント (2)
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