ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

10月13日の朝日俳壇

2019年10月14日 13時25分32秒 | 俳句

 

 ラグビーワールドカップの影響か、ラグビーの句もいくつかありました。

 最近、また俳句の独習を始めたんです。入門書は読み終えたけれど、その本はあまり好きじゃなかったのです。そして今、読んでいるのが清水基吉の「俳句入門 作り方味わい方」です。昭和45年発行の、相当古い本ですが、いろいろ読みましたが、これが一番好きです。文章に棘がない、初心者をいたわってくれるという優しさを感じます。それというのも、私が好きな石田波郷門下なんですよ。いいなーー。こういった本は、俳句サークルに入ったときに、先輩からいただきました。ありがたいことです。

 話は戻り、今週の俳壇で心にひっかかったのは・・・。

高山れおな選

浮浪児ら月さへ食べるものに見え       横浜市  志摩光風

秋の蚊は妻に言ひ寄るごとく来る       箕面志  菖蒲哲郎

 

稲畑汀子選

よく見れば怖い目をした目白かな       四街道市 深澤豪彦

 

 浮浪児と言えば、あの第二次世界大戦の日本の敗戦後の様子を思い浮かべるし、アニメ映画「火垂るの墓」を思い出します。秋の蚊・・の句は、ユーモアがあって、楽しい句です。

 目白もそうだけれど、取りって、みんな怖い目してません?昔住んでいた場所が、その鳥の名前がついていたんです。

 

 

 

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