ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

映像の世紀「オリンピック激動の祭典」

2020年06月21日 23時02分58秒 | 俳句

 昨夜のこのドキュメンタリーは、ものすごく見ごたえがありました。私のようにそれほどスポーツが好きじゃなくても、深く感動しました。オリンピックの歴史は、どれだけ政治に翻弄されてきたか、去年の大河ドラマ「いだてん」の背景は、こうだったのかと改めて認識しました。ほとんど見ていなかったけど。

 それで初めて知ったのです。1936年ベルリンのオリンピックで日本代表としてマラソンで金メダルを取った孫基禎(ソンギジョン)のことを、初めて知りました。なぜ、韓国人が日本代表?それは、戦前、日本が韓国を植民地化したからです。彼にとって日本の国家が流れて日章旗があがるというのは、どれほどつらかったでしょうか?そういう歴史を、私たちはほとんど知りません。だからこそ、今、韓国が日本に持っている悪感情は、日本人が理解できないのはある意味、無知だからなのです。私たちは、その歴史を知らなくてはいけない。

 人種差別だって、男女差別だって、みんなそうじゃないかしら。もし、自分だったら(マラソンなんて、走れないけど)。彼の記録が日本として残るのは、申し訳ないことだと私は思います。併合といっても、まったく対等ではなかったのですから。本当に、大日本帝国はサイテーでしたよ。

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