ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

すり鉢

2006年03月13日 08時16分31秒 | 食に関して
 昨日は、遅いランチ(4時でした。朝食兼昼食がブランチなら、夕食兼昼食はディランチ?)のあと、夕食はさっぱりと、先月買ってそのままの「山芋」で麦とろをと考えていました。
 夫が風呂から出て、ノンビリしたあと、作り始めたのが9時半。山芋は「げんこついも」というもので、父の所有だったすり鉢ですりはじめたのですが、これがなかなか難物。最初私は、まずおろし金で下ろしてからすり鉢ですると思ったのですが、おっとは最初からすり鉢のでこぼこのところで直接するというのです。意外と力が入るし、時間もかかり、彼は「食事は12時過ぎだ」なんていうものですから、こちらもブチ切れて、「もういらない!)と自室に引きこもりました。何でも自分ひとりで作ろうとするから、遅くなるのです。ぐずぐず摩り下ろしているのを見ると、イライラしてきます。たまりかねて、私にもやらせてくれと半分済んだ後、かわりました。確かに私の方が早いのです。というのも、私は両手を同じように使えるからです。子どもの頃左利きだったのですが、どもりもなく右利きにかえることができ、左で字は書けなくなったものの、握力が同じだけあるので、大抵のことはできるのです。生クリームのホイップも左で泡だて器を持ち替えてできるし、こういうといきも手を替えてずっと続けられます。そういえば、たまにしかしませんが、抹茶を立てるとき、茶せんは左手で持ちますね。
 古い芋だったので、固いところがどうしてもすりおろせず、その部分は「恨みの塊」としてスライスして醤油で食べてしまいました。かなり固くて、とてもおろせたものではありませんでした。他の、おろせなくなった小さい固まりもおろし金でおろしたら、これはきめが粗くて明らかに違う感じになりました。つまり、とろろは、すべて最初からすり鉢でするものだったのです。そうすると、だしを入れてのばしてもきめの細かい、とてもおいしいものになります。昨日は、私も手伝ったこともあり、納得して深夜の食事を楽しみました。最初から私が摩り下ろしていれば30分ははやくできたはず・・・・。すり鉢というのは、なかなかの優れものですね。
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