ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

今日の地震

2011年03月11日 19時59分14秒 | 日常

 今日は、財団の事務所の会議室で、接遇研修でした。早番の私とベテランスタッフが、センターでの早番の早い昼食の後、代務のスタッフが来てから、バスに乗って川沿いの財団事務所に行きました。

 午前中、15日締めの消耗品注文書をもっとチェックしたかったのですが、予約申請がひっきりなしにあって、右往左往してしまいました。

 不便なところにあるこの事務所、最寄のバス停からけっこう歩きました。そして、「確定申告のためのプレハブ?」みたいな建物の2階の、事務所を通っての会議室。初めて行った場所でしたが、皆がいう「とんでもなくぼろい」というイメージとは違って、古いけれどけっこうきれいじゃないのと思った部屋でした。各センター職員が3つに分かれて研修を受ける、今日は最後のグループ。一つのテーブルの3人掛けには、同じセンターの人が座らないようにとの指示があり、私たちはばらばらに座りました。私は目がよくないから前から3列目に座りました。そして研修は1時半に始まり、昭和35年生まれと何度もおっしゃる講師の先生の話し方に最初は違和感を覚えましたが(なんというか、わざとらしいしゃべり方なのです。こういう仕事をしていると自然とそうなるのでしょうか?)彼女のペースに引き込まれて気にならなくなったのですが、そうこうしているうちに目にごみが入ったようで涙がぼろぼろ出てきて、早くコンタクトレンズを洗ってなんとかしたい!と思いました。できることは目薬をつけることぐらい。そんなこんなで研修が半分近く進み、あとちょっとで休憩かと思う頃、例の大地震が起こったのです。ひどい横揺れで、それも長く続き、正面の窓の外に見えるいちょうの木がゆれているのがわかるほどでした。あまりに長くゆれるので、皆騒ぎ出し、財団のスタッフに促されて後ろの非常階段から一部の人たちが避難をはじめました。私は、机の上の資料と筆記用具、どうしようかなーと悩んでいるうち、結局、そのまま居残ったのでした。ぼろい建物のぼろい会議室、昨日、冗談で「地震が来たらクライストチャーチだよね」といっていたのが現実となったような感じ。携帯で職場や自宅に電話してもつながらず、財団事務所からも各センターに連絡も取れず、とりあえず休憩をしてからその先のことを決めましょうということになり、私は女子トイレでコンタクトレンズを洗うことができたのです。でも、もしかしてこれって、「花粉症」発症??まさかと思うのですが、気になります。

 帰りはヨドバシカメラに寄ってSDカードを買い、ついでにスタッフの人に、地震の様子を伺いました。1階でも相当揺れたそうです。京王線もJRも運休というので、あきらめてバスを乗り継いで家に帰りました。

 NZ地震から今度は日本全土を巻き込む地震に。ちょっと信じられません。津波の怖さを改めて実感しました。この国はどうなってしまうのでしょうか・・・。

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