一人で旅をします。道連れは夫と思い出。それも、ふたリが出会うずっと前の、それぞれの思い出です。
夫は昭和29年生まれ。私は32年。夫の弟は33年、私の姉は30年。母は昭和2年、父は大正14年。夫の母は昭和3年、父はどうだったかな、大正12年くらい?まあ、おおよそ、同じような家族4人。うちは女姉妹で、かれらは男兄弟。おそらく、ほとんど同じ時期、戸田村に海水浴に行っていました。私たちは民宿に泊まりましたけど、かれらは東大の寮を使っていたって。同じ東大卒だけど・・。
よく、楽焼をしましたっけ。絵付け、父も姉も得意でした。そして、国民宿舎、いつか泊まりたいと言っていたけれど、いつもはずれていました。その国民宿舎も閉鎖になったとか。
民宿は、勝呂さんという家でした。思い出した、あちらのなまり、〇〇ずらーっていうの。あの語尾が面白かったし、なつかしい。
いつか夫と一緒に、戸田村に行こうと言っていました。樹木葬が去年の今頃。今年は一人で、戸田村に行くことにしました。45年の昔をたどって。職場の一番忙しい時期を終えてすぐに、でかけます。そう、ストレス発散です。気に入ったら、季節ごとにひとりでまた行きます。
そういえば、いつも沼津から船でしたが、当時は、なんだかおもしろい竜宮城みたいな船もあって、一度乗ってみたいと思っていたものでした。