休みの日に早起き出来なくなりました。

つまり、水海道駅まで歩いて行って常総線で帰ってくるというわけです。

岡堰に着きました。

今日のウォーキングはスマホのアプリで本を読んでもらうことにしていました。

欄干が無く、幅は1.5mほどです。

やがて土手から外れていく時がきました。
何の計画も無いまま休みを迎える虚しさにも慣れてしまったようで、もちろん準備もすることもなく、当たり前のように目覚まし時計すらかけないまま朝を迎えるのです。
女房が起きてお弁当の支度をしているのは分かりましたが、僕はまだ布団の中から出られません。
すると何かにぶつけるような音がしました。
『大丈夫かー』
とだけ目をつぶったまま声をかけると⋯
『ん?何が大丈夫?』と女房。
『え!大丈夫?』
女房の叫び声。
下の子が朝シャワーしていて目まいがしたらしく、倒れていました。
上の子も慌てて出てきて素っ裸の下の子を抱えて部屋に運び込みました。
そのまま少し寝かせました。
立ちくらみのようです。
そういえば子供の頃僕も風呂上がりに脱衣場で1時間ぐらい気を失って寝ていたことがありましたっけ。
気がつくと『なんでこんなところで寝てるんだ』とわけがわからず、居間にいくと『ずいぶん長かったね』と言われました。
騒ぎが落ち着くとゴミ出しを仰せつかって、そのまま出発することにしました。
前からなんとなく地図を見ていて、常総線の旅をしてみようかなと思っていたので、お手軽な小貝川の土手沿いを水海道まで行くことにしました。

つまり、水海道駅まで歩いて行って常総線で帰ってくるというわけです。
水海道にしたのはただ単に小貝川が水海道駅に近づいているからというだけの理由です。
まず「牛久沼水辺公園」に車で行きます。
そこから小貝川の土手目指します。
そこから小貝川の土手目指します。
小貝川橋を渡ってサイクリングロードに入ります。
平日ですから人も少ないですが、それでもジョギングやウォーキング、サイクリングの人達が行き交っていました。
昔、自転車通勤していた頃、よくこのルートで守谷まで行ってから職場に遠回りして行ってました。
今日はそれ以上遠いみちのりを歩くんですね。

岡堰に着きました。
ここまでだってそれなりに遠いです。
旧岡堰に渡ってみました。
ここでおにぎり食べました。
小貝川のこの部分は昔氾濫を繰り返していて、その流れを変えるために様々な尽力を受けたところですね。
地元の人で岡堰を知らない人はいないぐらい有名なところです。
地図を見ると、まだまだ3分の1程度しか来ていないのがわかりました。
なんだか疲労感もあるし、ルートも単調でつまらなくなってきました。
別ルートを調べて牛久沼に戻っていくことも考えましたが、複雑な入り組んだ道を検索しながら帰るのもさらにめんどくさい気分もあります。
結局僕の足はそのまま土手を進む事を選んだようです。

今日のウォーキングはスマホのアプリで本を読んでもらうことにしていました。
自分で活字を追っているわけではないので、登場人物の名前が頭に入って行きにくく、慣れが必要かもしれません。
それでもだんだん引き込まれていくと、面白くなってしまうのです。
山ではこうしたものを聞きながら歩くことは無いのですが、ロングトレイルではたまにやります。ひたすら歩く時には欲しいアイテムです。
守谷市に入りました。
橋を一度渡らないとサイクリングロードは続いていません。
分かっていたのですが、そのまままっすぐ行ってみました。
TXの線路の下を越えたところで道が無くなりました。
川沿いにいくのは無理なようです。
来た道すべてを戻って橋を渡ります。
渡ったところはつくばみらい市になっています。
そのまま左岸を進んでいくと「小目沼橋」があります。

欄干が無く、幅は1.5mほどです。
昭和31年に作られた趣のある橋です。
とりあえずここを渡って右岸を歩くことにしました。
あ、ちなみに右岸左岸ってどっちに向かっている時にそれを示しているかわかりますか?
川の上流から下流を見た時に、右側を右岸左側を左岸といいます。
ここ、もちろん車は通れませんからね。

やがて土手から外れていく時がきました。
時刻は15時を過ぎています。
出発から5時間余りです。
街中に吸い込まれて行き、国道を渡って住宅地の人通りの少ない道を選びながら駅に向かいます。
途中の自動販売機で炭酸飲料を飲みました。
やっぱりこういうものが欲しくなるんですよね。
16時ちょうど、水海道駅に到着しました。
目の前で取手行きの気動車に行かれてしまいました。
次に来たのは守谷止まりで、乗り換えます。
常総線のホームはとても綺麗になっていました。
昔とは大違いになりましたね。
コロナ騒ぎになってから初めての公共交通機関でしたが、やっぱりちょっと不安になりますね。
大勢の学生たち、マスクなんかしてない大人
が乗っていました。
自分の手を何度も何度もアルコール消毒しながら乗っていました。
そして取手。
また乗り換えて「龍ケ崎市駅」。
降りて水辺公園まで歩きます。
1.3kmほどでマイカーに到着しました。
家に帰ると上の娘が開口一発『パパどうしたのー? 松崎しげるに憧れてるとか?』
つ、つまり真っ赤に日焼けしてしまったようです。
歩行距離28.1km
所要時間 7時間
49,800歩