前日の筑波山の画像を見て、Kさんご夫妻の仲良しぶりに刺激を受けた僕らは、久しぶりに「関東ふれあいの道」の茨城県コースを一緒に歩くことにしました。
女房は毛虫や変わった色の昆虫を見つけてははしゃいでいます。
ルートはやっと下りになります。
特別用意もせず、起きた具合で行くかどうか決めるのは我が家の戦法です。
早起きした僕はちょっとだけ準備を進めておきました。
女房はあとから起きてきて『行くよ!』と。
久しぶりです。
茨城県コースの踏破まであと2コースと迫った女房。残ったのはアクセスも行程も大変なこのコース。
でも、さすがにやり切りたいのかラストスパートに出ました。
笠間から羽黒までの山間コースで標高差もそれなりにあります。
昨日と同じようにゆっくりゆっくりと進みます。
まずは楞厳寺(りょうごんじ)の駐車場に車を停めます。
(楞厳寺、行ったものだとばかり思っていましたが、まだだったみたい)
仏頂山目指して頑張ります。
山は緑に覆われ、道もなかなか美しい。
女房は時折吹いてくる風に気持ち良さそうです。
さて、今日の目的の一つ「相棒探し」。
「相棒」とは?
女房が山で持って振り回す枝のことです。
その枝で蜘蛛の巣を払ったり、虫をつついたり、リズムをとったりするのです。
以前僕が車の中にしまっておいて折ってしまいました。
女房はたいそうガッカリして、一生懸命直しましたが折れたところに白いテープを巻いたら包帯のようになってしまい『これじゃかっこ悪い』と。
誰も見てないよ⋯ とは思いますが。
女房は毛虫や変わった色の昆虫を見つけてははしゃいでいます。
しかし変なものよく見つけますよねぇ。
やがて仏頂山の山頂です。
軽く休憩してさらに進みます。
崩落地らしく、巻道がありました。
ここで道を間違う人が多いので、慎重に行きます。
地形図を確かめながら正規ルートに戻りました。
僕もだいぶ地形が読めるようになったな。
ルートはやっと下りになります。
ところが女房、下りが苦手です。
足首が痛くなり、テーピングを施しました。
その時、なんとヤマビルが膝に張り付いていました。まだ血は吸っていなかったようで、頭もポロっと取れてくれました。
そして持ってきた細引き(ロープ)で身体を電車さんごっこのように引きながら降りて行きました。
やっと下山です。
ゴールまで舗装路を歩きます。
ここまで来ればもう安心ですね。
女房は温泉と食事を楽しみに、喉が乾いても我慢しています。
そそ、アルコール燃料ね。
歩きながらタクシーを手配します。
羽黒駅からくる岡田タクシーさん、たしか前回も岡田さんのタクシーに乗ったような気がします。
プリウスのタクシーでした。
電話を受けてくれた事務員さんが感じよかったので、ホッとしました。
こんなところにも接客業の善し悪しが出ますね。
勉強になりました。
間もなくタクシーが到着。
楞厳寺の山門まで乗せてもらいました。
山絡みの土地なのでだいぶ遠かったです。
つまり、そんな距離を歩いたってことですね。
山門でコースポイントの写真を撮って、駐車場まで登ります。
良かった、無事終わることが出来て。
もちろんそのあと地元の人が入るような温泉施設で汗を流しました。
久しぶりだったので本当に気持ち良かったです。
女房は先に上がってビールを呑んでいました。
この時間がたまらないようですね。
また行けるといいね。
歩行距離 11.5km
累計標高差 692m
所要時間 5時40分(タクシー移動含む)
25,000歩