筑波山の固有種「ホシザキユキノシタ」です。
バンバン焼きます。
さ、進みます。
仲の良いお二人は時折こうして景色を眺めていました。
名所の一つに「大石重ね」があります。
足元ふらつくことも無く無事神社まで来ました。
神社の前にはひっそりと「さざれ石」が置かれています。
これを見た僕らは自然遊歩道の方へ入って行きました。
この先にある東屋で食事をするためです。
この日のためにうちの女房がパンを焼いてくれました。
具を挟みやすくするために2つ折りにし、半分に割れるようにバターを塗ったと言っていました。
味も少し付けてあるということです。
僕は「森のこびと(僕がお世話になってるペンション特製)のベーコン」をこの日のために冷凍保存しておきました。
それぞれに具を持ち寄りました。
Kさんご夫妻は朝摘みのキュウリとプチトマト、それにチキンの練り焼きを。ご主人はコーヒー豆を朝挽いて、香りの素晴らしい一杯をいれてくれました。
登山の楽しみの一つは外で食べる食事ですもんね。
バンバン焼きます。
バンバン食べます。
満腹になりかけた時、ご婦人二人がベンチに交ざりました。
コロナ感染を気にしてくれてか、後ろ向きに座ってくれました。
ベーコンを少しですけど焼いておすそ分けしました。
我が家で取れた葉っぱ(なんという葉っぱか忘れました)を添えたらそれなりに見えました。
塩っけがあるので『おいし〜』と言ってくれました。
お返しに黄色いプチトマトとお菓子をいただきました。
そんなつもりじゃなかったけれど、嬉しかったです。
登山中の楽しみの一つはこういったコミュニケーションもですね。
さ、進みます。
すっかり回復したようで、このまま自然遊歩道を周回する事になりました。
仲の良いお二人は時折こうして景色を眺めていました。
夫婦とはこうあるべきですね。
名所の一つに「大石重ね」があります。
ここは願掛けのために麓から持ち込んだ石を積み重ねた石の山です。
現代となりまた注目を浴びて、願いを書き込んだ石が多数見当たります。
緩い木段を登り詰めると御幸ケ原に戻りました。
ここで再び小休止です。
さて、ここでまた選択しなければなりません。
お二人に伺います。
①このまま御幸ケ原ルートを降りて神社に行き、筑波神社のハート型の大鈴を見て、再び白雲橋ルートを登り返し迎場ルートでつつじヶ丘に戻る。
②ケーブルカーを利用して時間に降り、迎場ルートでつつじヶ丘に戻る。
③再び女体山まで戻っておたつ石ルートを降りるかロープウェイで降りる。
まだまだ楽しみたいお二人は①のルートを選びました。
僕はちょっと驚きました。
尖浅間で戻って来たお二人とは思えないほど元気でした。
正直言って無理だと思っていたので、嬉しい誤算です。
足元ふらつくことも無く無事神社まで来ました。
暑いです。
よくここまで来ましたね。
大したもんです。
神社の前にはひっそりと「さざれ石」が置かれています。
日本の国歌「君が代」に出てくるさざれ石。
ここで日本の国歌の現代訳をお話しすると、しきりに頷いていました。
君が代って深い意味を持った素敵な歌詞ですね。
さて、ここからが大変です。
一度白雲橋ルートを途中まで登り、迎場ルートに入るまで登ります。
さらに迎場ルートの緩い木段を登り詰めると終点のつつじヶ丘となります。
さすがに疲労感が出てきました。
それにしても本当に頑張りましたね。
きっと自信がついたことでしょう。
やっとの思いでつつじヶ丘に到着した僕らは満足感でいっぱいでした。
いい経験といい思い出になりましたね。
お疲れ様でした。
歩行距離 10.6km
所要時間 9時間
累計標高差 933m
20,000歩
おしまい。