翌朝4時半ごろ起きました。

さてスタート。時刻は6時です。

朝露に濡れた木道でパンツの裾をびっしょり濡らしながら『そのうち乾くだろ』とワイルドです。

ほら、びっしょり。

腿までびっしょり。

腰までびっしょり。

笹薮を抜けると青と緑。おまけの白。


キンコウカの群生

チングルマの綿毛

再び登りです。

休む回数が増えて来ました。

おりゃ〜 とな。

水場です。

やっと梵天岩。もう少しで西吾妻山です。

キター。E君、百名山だよ。

笹薮を通過し···

再び登って···

ツリガネニンジンの集落を見ながら···

10時20分、やっと着いた最後の頂「西大嶺」

ザザザ!

E君は登りと下りのスピードが同じ。
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これ。
その物音でE君ものそのそ起きてきました。
片付けも手馴れてきて早くなっていました。
僕の朝食はメンチカツカレーでした。
朝から重いとE君は言っていましたが、僕はたぶんこれでラストまでつないじゃうと思います。
E君はお茶漬けだったかな。

さてスタート。時刻は6時です。

朝露に濡れた木道でパンツの裾をびっしょり濡らしながら『そのうち乾くだろ』とワイルドです。
僕は嫌なので朝から撥水パンツです。

ほら、びっしょり。

腿までびっしょり。

腰までびっしょり。

笹薮を抜けると青と緑。おまけの白。

ミヤマリンドウ

キンコウカ

キンコウカ

キンコウカの群生

チングルマの綿毛

再び登りです。

休む回数が増えて来ました。
雲がだんだんやる気を出してきてます。

おりゃ〜 とな。
ここは人形石。
時刻は8時25分でした。

水場です。
顔を洗ったりして気合いを入れ直しました。
久しぶりに人とすれ違いました。
おばちゃんが『むこうはコバイケイソウ咲いてますか?』と聞いてきます。
僕は『ほとんど終わってますが北斜面に少しだけ』と答えました。
でも北斜面は相当先へ行かないと···。

やっと梵天岩。もう少しで西吾妻山です。

キター。E君、百名山だよ。
西吾妻山。
でも展望は無し。
なんでここが百名山なのかというと、おそらく標高が吾妻連峰で一番高いからということと、ここまで来る行程が良いからなのでしょう。

笹薮を通過し···

再び登って···

ツリガネニンジンの集落を見ながら···

10時20分、やっと着いた最後の頂「西大嶺」
ここには人がいました。5人ぐらいだけどね。
さあ下るよ。
でもここからがけっこう長いのです。
その時!

ザザザ!
『★#◆$σ“✭』
振り返るとE君がホームスチールを決めていました。
ついでにストックを折るというパフォーマンスを演出してくれました。
実はE君もう1本のストックも折っていて、今日はひとりダブルスチールの快挙です。
『これで心置きなく買い替えられる』とニコニコしていました。
最後に『安物はダメだな』と勝利者インタビューに答えてくれました。

E君は登りと下りのスピードが同じ。
僕は登りと下りのスピードが違いすぎです。
この顔、たぶんもう嫌になってますね。
グランデコのゴンドラが見えてきました。
いよいよフィナーレです。

これ。
これですよ、フジバカマにとまる「アサギマダラ」
この蝶かなり有名な蝶で、長距離を移動することで知られ、その生体に関心を持つ人が多くいます。
個体にマジックでマーキングしたものを根気よく捕獲していくと、1日に200km移動したものや直線距離で1,500km移動した個体もいるとのことです。
さらに日本で放たれた個体が台湾や南西諸島で発見されたという例もあります。
最長では2,500km離れた場所で発見された例もあるということです。その間の日数は83日ということでした。
ただ、その移動ルートは全個体が規則的とは限らず種類も亜種なども含め数種類あります。
捕獲には白いタオルが使われたりするようで、一方を掴んでぐるぐる回すと寄ってくる習性があり、そこを網で捉えるという方法があるらしいです。
酷暑を避けるように群れで移動をしているようですが、集団越冬の場所や大量に死骸が見つかった場所も特定されていません。
またここに来れたことを幸せに感じます。
またここに来れたことを幸せに感じます。
身体も心もリセットされました。また明日からしっかりと感染防止を徹底して仕事出来そうです。
おしまい。
歩行距離 30km
所要時間 17時間30分
84,600歩