TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

「僕の夏休み」龍ケ崎名所一筆書き その3

2021年08月20日 | Weblog
2日目です。
今日も暑そうです。
普通なら1日で歩ける距離でも2日間に分けないと危険なレベルでした。

早い時間から歩けばちょっとは涼しいのですが、早起きしなけりゃ的な気分で寝るのもなんとなくね。
自然に起きたら行きましょう。

朝ごはんは自分でパンとベーコン、目玉焼き、ピーマンの丸焼き、コーヒーでさっさと済ませました。
女房はスムージーなのでお互い勝手に作ります。

8時45分自宅をスタートしました。
昨日よりは風が弱いので暑そうです。
でも、女房のウォーキングルートでおすすめの「別所町」を抜けていきます。
別所町は風が抜ける町です。木々に覆われたところで、女房は『家出をしたら住むところを決めているの』と言います。
なんのこっちゃと思ったら
『ここだよ』と。
平屋の廃屋ですね。
『雨風凌ぐにはこのぐらいで十分だから、早めに迎えに来てね』
それじゃ家出じゃないのではないか。


子供が我が家プールではしゃいでいます。
エアースイカが転がっていました。
なんだか可愛い。


最初の目的地は「たつのこ山」です。
龍ケ崎最高地点で標高41mです。
龍ヶ丘公園の一部ですね。
龍ケ崎の公園はなかなか良いところが多いです。

※龍ケ崎市の龍ケ崎の「ケ」の字、正しくは大文字です。しかし、龍ヶ丘の「ヶ」は小文字で表されていました。


山頂からの景色です。
数人の人がいました。
みんな自宅で過ごすのにも限界を感じて外の空気を吸いたいのでしょう。
右側にちょっと写っている赤茶色のところは「たつのこフィールド」です。
よーく見ると「筑波山」「牛久大仏」が写っていますよ。


はい次。
般若院です。
もちろんここの樹齢500年(推定)の枝垂れ桜は超有名です。
江戸彼岸という園芸品種だそうです。
もう老木なので支柱に支えられながら頑張っています。
桜の咲く頃是非お出かけ下さい。ただし、背後はお墓ですが。

このあとジョリーパスタでお昼にしました。
パスタとサラダをシェアして食べました。


大統寺です。
赤い毛糸の帽子を被っています。
他のお寺でも見かけたなぁ。同じ人の作品かなぁ。

本堂は足場が掛かっていて工場中でした。

気温が上がってきました。
日焼けが痛いです。


龍ケ崎観音がある龍泉寺に着きました。
このあたりは名所が密集しているので移動が楽です。

観音様の写真が··· 無い。
どこか行っちゃいました。


移動途中でトイレに行きたくなってしまい「りゅう交流サロン」に寄りました。
龍ケ崎市社会福祉協議会が運営しています。
ここでパピコアイスを2人で分けて食べました。
普段は太極拳などもこちらでやっていると言うことですが、今はちょっとね。


そして「龍ケ崎の赤レンガ門塀」です。
明治時代の遺産で、市民の要望もあり「赤レンガ保存実行委員会」が発足。
後世に引き継がれる近代遺産として継承されることを望みます。


赤レンガのすぐ後ろは「八坂神社」があります。
八坂神社そのものはあちらこちらにありますが、夏のお祭りになるとここから大きな神輿が出ます。
取手にも八坂神社があり、やはりお祭りの中心となっています。


薬王院不動堂です。
もともとあったお寺の歴史的な建造物をコンパクトに残した建立物のようです。
一見わかりにくいです。
なんせすぐ隣に集会所が経っているし、解説板のようなものも見当たりません。


最後の場所です。
「米町薬師堂」がラストとなりました。

なんと龍ケ崎は江戸時代仙台領だったのです。
そしてこの薬師堂は「伊達政宗」が建てさせたのだとか。

今回16ヶ所の名所を全て徒歩で巡った訳ですが、地元に残された歴史を紐解き、自慢の場所を訪ねながらのトレイルは「僕の夏休み」としては有意義だったと思います。
なかなか女房と話す時間も無く、久しぶりに(関東ふれあいの道以来かな)一緒に歩いて『やっぱりこの人は目の付け所が違うな』と実感しました。
普段ウォーキングしているお気に入りの場所を教えてくれたり、しらさぎが何羽いるか知っていたり、カエルの子供がうじゃうじゃしている道端も知っていました。
緊急事態宣言が解除になるまではこうして地元民スーパートレイルを続けてみようと思います。


さて、自宅へ戻ろうと歩いているとまたもや女房が見つけてしまいました。
『氷が欲しいね』の一言で目をやったCafe&BAR「kirikabu(きりかぶ)」。
『でも氷だけなんて···』
するとタイミングよく店内からお顔が覗きました。
目が会うと会釈するもんでね、吸い込まれてしまったというわけです。

『涼しい〜、ねぇ私アイスカフェオレが飲みたい』
『うーん、俺クリームソーダいっちゃう』

マスターと奥さんでやっているみたいですけど、こんなご時世でアルコールは出せないですね。
ご主人は普段はいないので(仕事をほかに持っている)土日のお休みの時に、生ライブをしながらお酒を提供するいわゆる趣味部屋の延長です。そして普段は奥さんがランチ出したりしてるみたいですよ(インスタ見たけどかなり美味しそうです)。

僕みたいにお酒が飲めない人間はこういう楽しみを知らないから、一度は覗いてみたいような気もします。

いろいろお話しさせていただいて楽しい時間でした。
今回のトレイルもいい締めくくりにさせてもらえました。
また伺います。
あと、氷カップにまで入れてくれてありがとうございました。
とても若くて感じの良いご夫婦でした。

おしまい。

2日目
歩行距離 15.3km
歩行時間 4時間02分(休憩を除く)
22,700歩
トータル
歩行距離 32.8km
歩行時間 8時間42分(休憩を除く)
48,200歩

追記
次の日も10kmのウォーキングに出かけました。女房のいつものコースらしいです。
そしてやっぱり「別所町」を通っていました。日陰が多く風が抜ける良いところでした。


コメント (2)
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「僕の夏休み」龍ケ崎名所一筆書き その2

2021年08月20日 | Weblog
お腹を満たした僕らが向かう次なるポイントは「来迎院(らいごういん)」です。


ここには「多宝塔」と「寝釈迦」が存在します。
どうやら室町時代に建立されたものらしく、国指定の文化財となっています。

南朝の征夷大将軍「春日顕国」以下、戦に敗れた幾多の戦死者の霊魂を冥福供養するために、さらには万民安泰のためにこの塔を建立
したとされています。
建立の時期は疫病が流行して村民が苦しんでいる時代でした。


来迎院のすぐ近くに「馴馬城跡」があります。
先程の来迎院の多宝塔はこの城に深い関係がある場所でしたね。
ここは南北朝時代に南朝方の拠点として少なくとも2度ほど利用されていると文献に記されています。

管理者は個人のものなので、あまり突撃するのは気が引けましたが、一応行ってみます。


どうやらこのあたりがそうらしいです。
奥には民家がありますが、人の気配はありませんでした。

そこには畑があり、城跡の標識などは発見で
きませんでした。

その畑を抜けさせていただくと「歴史民族資料館」の駐車場に出ます。
おそらくここで聞くと分かると思います。
ですが、やはりここも休館していました。

ぽつりぽつりとあめが降ってきました。
資料館の玄関口で雨宿りしようと思いましたが、すぐやみました。


昔、市内の商家で扱われていた煙草や菓子の陳列ケースなどが展示されています。
その奥には農具などを収めておく「まで家」もあります。

写真にはありませんが、井戸の手押しポンプや水車も展示されています。


4号機関車です。
『はて僕はどこでしょう』

茨城県内最古の私鉄として明治33年に開業した「龍崎鉄道(現、関東鉄道竜ヶ崎線)」で運行していたC型タンク蒸気機関車です。
この車両は大正14年に川崎造船所兵庫工場で製造されたもので、昭和40年までの40年間多くの旅客や貨物を運び、走行距離は248,115kmに及びました。
観光開発のため沖縄県久米島に売却され、分解して船で運ばれる直前に歴史的価値を惜しみ買い戻されました。


今日のところはここまでとし、自宅に戻ることにしました。

女房がイチョウの木になる銀杏を見つけました。
『食べたいね〜』
次に栗です。

『これはいい栗だ』
美味しいものにはすぐに反応する身体を持っています。
もうすぐ実りの秋がやってくる···。

1日目
歩行距離 17.5km
歩行時間 4時間40分(食事休憩を除く)
25,540歩

その3へ続きます。


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