あっという間の10月ですね。
今回はここ。
前回、松岩で終わっているのでちょいと中途半端です。
BRT松岩駅です。
しばらく歩くと三陸沿岸道路に立派な橋がかかっていました。
気仙沼魚市場の脇を通りました。
食堂があったり朝早くから入れる温泉があったりと漁師さん向けの施設が並びます。
「海の市シャークミュージアム」暗くてよく分からなかったけど、立派な商業施設でした。
新鮮な魚たべて〜。
気仙沼の港にはたくさんの船が停舶していました。
ふむふむ。
「おかえりモネ」の舞台になったのも気仙沼でしたね。
魚町かぁ。
突如として裏山に入っていきます。
調べていた時に出てきた鳥居です。
「安波山」に向かう登山道に入ります。
海が見えた!
民家に津波浸水表示がありました。
鹿折唐桑駅です。
なんと三陸道(高速道路)に一区間乗りました。
小雨が降り始めました。
海沿いのロードをひたすら歩きます。
正規ルートは通行止めなのですが「大理石海岸」だけはピストンで行けます。
あれからどれくらいたったのだろう〜
突然現れた「下二本杉」でかい。
ようやく曲がって方向を変えました。
ひたすら山道を進みます。
小指の爪が剥がれそうなので(いやもう浮いていた)テープで押さえました。
もう少しじゃありませんでした。
街に入りました。
60歳になった僕の出だしは「みちのく潮風トレイル」でした。
いろいろ行き先を考えていましたが、天気が難しいので『みち潮(歩きながら思いついた短縮形)』にしようと思いました。
ふっと思いついて来れるようになるべく数回先まで準備してあります。
今回は気仙沼から岩手の陸前高田に入る唐桑(からくわ)半島周辺を歩きました。
今回はここ。
いよいよ岩手に入ります。
ただ、編地島と気仙沼大島と女川からの山越えは残しています。
女房と来る約束してるんでね。
いよいよ遠くなって来ました。
どこまでマイカー使うか考えちゃいます。
前回、松岩で終わっているのでちょいと中途半端です。
頑張って鹿折唐桑(ししおりからくわ)まで行っちゃえば良かったかなと思いましたが、反面松岩まで行ったので、その先が思いきった計画に出来たという側面もあります。
本当は「海の市」で車泊しようと思っていたのですが、行ってみると駐車場がクローズされていてあきらめました。
そこから悩むこと1時間。
鹿折唐桑駅に近い「安波山復興祈念駐車場」が24時間駐車可能だと調べがついて、そこに向かうことにしました。
計画より少し遅く起きれば良くなりました。
それはそれで睡眠時間が3時間ほどとれるので好都合とプラス思考でいこうと思いました。
鹿折唐桑駅から一日たった一本だけ乗り換えなしで松岩に行ける6時59分の便に乗りました。
一応運転手さんに聞いて確認しました。
BRT松岩駅です。
見覚えのある景色で、続きを歩く気分満載でした。
しばらく歩くと三陸沿岸道路に立派な橋がかかっていました。
気仙沼湾横断橋「愛称/かなえ大橋」と呼ぶのだそうです。帰り道に通って表示板見て知りました。
ここは歩くことが出来ないので、その先の「曙橋」を渡ります。
ただ、一部工事中なので迂回しなければなりませんでした。
道が変わっているので(震災で)慎重にルートを探していきます。
気仙沼魚市場の脇を通りました。
潮の香りがします。
食堂があったり朝早くから入れる温泉があったりと漁師さん向けの施設が並びます。
「海の市シャークミュージアム」暗くてよく分からなかったけど、立派な商業施設でした。
新鮮な魚たべて〜。
けど、我慢我慢。時間に追われているからね。
歩ききってそんなお店に出くわしたら入ってみようかな。
気仙沼の港にはたくさんの船が停舶していました。
ふむふむ。
「おかえりモネ」の舞台になったのも気仙沼でしたね。
見てなかったけど本当にいいところです。
魚町かぁ。
ナイスネーム。
突如として裏山に入っていきます。
入口が見えない方(画像右手)から来たので全く気が付きませんでした。
行き過ぎたところでお掃除していたお姉さんに聞いてみました。
手を止めて通りまで出て教えてくれました。
気仙沼の人優しい〜(その1)。
調べていた時に出てきた鳥居です。
正しいルートだと分かった時の安堵感ってありますよね。
「安波山」に向かう登山道に入ります。
山道に入る時に迷ってしまった時間を取り戻そうとしてペース上げました。
心拍数だだ上がりでした。
海が見えた!
民家に津波浸水表示がありました。
起伏のある土地なので浸かったところとそうでないところが混在しています。
鹿折唐桑駅です。
BRTの中では割と大きな駅です。
ロータリーもありました。
なんと三陸道(高速道路)に一区間乗りました。
運転手さんが『高速走行に入ります』とアナウンスしていました。
現在三陸道は無料です。
一つ手間で降りようか迷いましたが(距離が長いので短くした方がいいのかなと思って)結局予定通り「長部」まで行きました。
もう逃げられません。
諦めたことがない僕はきっと這ってでも歩き切るんだろうな。
ここは陸前高田市です。つまり岩手。
小雨が降り始めました。
傘をさしたり畳んだりを繰り返しました。
予報より少し悪いです。
海沿いのロードをひたすら歩きます。
再び宮城に入ります。
正規ルートは通行止めなのですが「大理石海岸」だけはピストンで行けます。
迂回路からそれてでも行ってみたいと思いました。
う〜ん、よくわかりませんでした。
大掛かりな工事をしていました。
海までは行けません。
あれからどれくらいたったのだろう〜
って長渕剛の乾杯のメロディが流れちゃうほどひたすら歩きました。
ザックを下ろして水分を水筒に補給し、靴を脱いで小石を出しました。
防潮堤の工事をしています。
本当に大掛かりで大変だなと思いました。
突然現れた「下二本杉」でかい。
ようやく曲がって方向を変えました。
唐桑半島を歩く時の拠点「早馬神社(はやまじんじゃ)」です。
明日はここから唐桑半島を廻ります。
早馬神社の駐車場はトレイルの公認駐車場となっています。
入り組んだ山道に入っていきます。
地図では交差点に見えても、上下になっていることもありますから注意が必要です。
普段よく見る雑草ですが、群生して花をつけると綺麗に見えますね。
工事車両の脇を通りました。
『こんにちは〜』って言い合います。
工事中の作業員の方はだいたい挨拶してくれます。
『ご苦労さまです』と一言添えます。
ニッコリ笑って会釈してくれました。
気仙沼の人、気分がいい人(その2)。
ひたすら山道を進みます。
あまりに長くつらいです。
坂道を登っていると後ろから軽トラが来ました。
車もほとんど通らない道でした。
ふと横に来て止まりました。
『どこまでいくの?』
そう聞かれました。
この先目的地になるようなところは無く、果てしなく何も無い道のりなので心配してくれたのでしょう。
隣にはおばあちゃんが乗っていて、運転していたのは同じ年ぐらいのお母さんでした。
『荷台でよかったら乗っていかない?』
と声をかけてくれました。
僕は丁寧にお礼を言って
『ありがとうございます。でも乗っちゃいけないんです、歩かないといけないんです』
と言いました。
と言いました。
『そうなのぉ?でもほら後ろ乗ったら?』
大丈夫です。本当にありがとうございました。
少し元気になりました。
走り去る軽トラに手を降ってさよならしました。
気仙沼の人、とてもいい人(その3)。
小指の爪が剥がれそうなので(いやもう浮いていた)テープで押さえました。
その後も延々と歩きました。
とにかく休憩はあの時1回だけだったので、相当攻めてますね。
天気も崩れる予報なので、先を急ぎます。
ふと、橋が見えてきました。
あの形は朝見た橋じゃないか。
もう少しだ。
もう少しじゃありませんでした。
ついに本降りです。
街に入りました。
見覚えのある建物が並んでいます。
本当にあと少しです。
最後の上り坂がきつかったです。
思わず声が出ました。
『やっとついた⋯』
距離は思った通り長かったです。
16時40分到着。一日目終了。
温泉は前回お世話になった「友の湯」が意外と近かったので、再訪しました。
お湯はちょい熱ですが、疲れが和らぎました。
その2へ続きます。
歩行距離 37.4km
累計登坂標高差 +876m
所要時間 9時間10分
57,800歩