『半世紀も昔、マンハッタンのミッドウェイホテル滞在の記憶』
『米国に初めての出張で、「ホテルで、ヘビーセキュリティフロア オア ライトセキ ュリティフロア?」と、聞かれて絶句‼』
半世紀前の数年間の海外駐在や出張の経験は東南アジアでしたので、片言の広東語や英語でそれほどの不便も感じないで数年を凌いできました。 日本に帰国後、米国出張、それもニューヨーク、を仰せつかった時は、アジア人でなくアメリカ人と始めて仕事ができると張り切ったものでした。
到着した日の夕方に『Midway Hotel』にチェックインになりました。 チェックインカウンターでの、最初の一言『Heavy Security Floor or Light Security Floor?』を、聴いた瞬間に、アッ、これがニューヨークのビジネスホテルかと驚きました。
レセプションの美しい女性のアドバイスです。 『万が一、盗賊が侵入してきたら、寝たふりか、怯えても、動かずじっとして盗賊が去るのを待ってください』と、『食事を外でとりたかったら、通りを挟んだ真向いのレストランにして、帰りは寄り道はせず帰ってください』でした。
翌日は、夕食の後、駐在員の方に、『バー』に連れて行って頂き、驚いたことに、見せて貰ったのが奥の壁にあった『拳銃の弾痕』でした。 衝撃の米国への第一歩でした。
ロックフェラー・センターから見たマンハッタンとセントラル・パーク
ウエブ情報から引用
マンハッタンの高層ビル群とセントラル・パーク大きさと位置(セントラル)を見て、米国人の都市計画の凄さに感心した記憶があります。 『この構造はマンハッタンという岩盤をトウモロコシに見立てると、高層ビル群はトウモロコシに打ち込んだクギのようなもので、どんな地震・津波にも耐えられます』と聞いたことがありました。
『日本の初代「丸ビル」は泥の上の置かれたマッチ箱のようだと酷評した冗談話も聞いたことがあり、最近の日本では高さ競争の感があります。 ニューヨーク・ロンドン・パリのようにある程度高さを揃えることも必要かと思います。 超高層ビルでは、地震大国ですので、倒壊せずとも、インフラのダメージ(電力・上下水道・エレベーター等)はあります。
(記事投稿日:2022/04/23、#525)
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