(写真は、明日3月24日まで東京丸の内 東京国際フォーラムに於いて開催中の アートフェア東京2013 エントランス近辺の写真。 ネット情報より引用。)
昨年12月に、アルゼンチン首都ブエノスアイレスまで国際美術賞授賞式出席のため同行させていただいた美術家及びギャラリー主宰者として国際的にご活躍中の 長はるこ氏より、今年も上記アートフェアの招待状(VIP Invitation card)を頂戴した。
(美術家 長はるこ氏のHPへは、当エッセイ集左欄ブックマークの“B-gallery"よりお入り下さい。)
昨年のアートフェア東京2012において長はるこ氏が主宰されるB-galleryは、美術家でありタレントでもあられる城戸真亜子氏らとの「3人展」を出展されていた。
今年のアートフェア東京 B-galleryのブース(P12)は、長はるこ氏ご本人と昨年同様城戸真亜子氏に加え、若手美術家であられる木下拓也氏の「3人展」を出展されておられる。
昨年訪れたアートフェアオープニングレビュー会場エントランスでは、入場制限をせねばならないごとく大勢の鑑賞客でごった返していて、長蛇の列に並びやっと入場出来る有様だった。 そんな昨年の反省から、娘と相談して今年は少し遅い時間帯に入場する段取りとした。 それでも上記写真のごとく、エントランス近辺はやはり長蛇の列だった。
日本最大の美術見本市である「アートフェア東京2013」は今年で8回目を迎える。 今回は、「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO(MBFWT)」 と「東京ランウェイ」の3つのイベントが初めて連動して開催されるとのことだ。
私と娘が訪れた21日に行われたプレスプレビューでは、初参加のwrittenafterwards(リトゥンアフターワーズ)」や「FINAL HOME(ファイナルホーム)」をはじめとする140を超える国内外のギャラリーやパートナーが出展作品を初披露した。
「アートフェア東京2013」はファッションやコンテンポラリージュエリー、工芸、ヴィンテージフォトグラフィーなどこれまでにファインアートにとどまらない様々なジャンルの展示を充実させたセクション「トーキョーリミテッド」を初導入した。 また、会場内にはファッションデザイナー氏が手がけるプロジェクト等々も展示されるなど、ジャンルを超えた美術作品のワークショップも予定されている。
東京国際フォーラムの展示ホール全面を使用する「アートフェア東京2013」は、古美術エリアから近現代のブースに広がるようなレイアウトで会場を構成している。
(以上、ネット情報より一部を要約して引用。)
ここで話題を変えるが、原左都子が上記「アートフェア東京2013」を訪れた21日の昼間、NHKテレビニュースを見聞していると、ちょうど同期間に東京ビッグサイトで開催される「アニメフェア東京」のニュースが大々的に放映された。
「ちょっと待ってよ、NHKさん。 アニメフェアが悪いとは言わないが、それよりも先にニュースで取り上げるべきは日本最大の美術見本市である「アートフェア東京」開催の話題ではないの???」 この疑問を即刻家族にぶちまけた私に同調する娘と身内であった。
もちろん、「アニメフェア」も悪くはない。 手塚治虫氏の漫画の貴重な原本なども展示される様子である。 日本アニメ映画やテレビアニメ番組の世界規模での公開、かつアニメ最先端技術を誇る我が国において、大規模なアニメフェアが開催されたとて何ら不思議でもない。 フェア開催期間中、「アートフェア」よりもむしろ「アニメフェア」の方に入場者数や今後の市場発展力に軍配が挙りそうな予感すらする。
現在の日本美術界の世界規模での動向は如何なものか??
安倍政権はTPP参加を視野に入れて動き始めたようだが、美術分野の今後の取扱いまでに政策が及んでいるのかどうなのか…
などとの要らぬお節介心を抱きつつ、「アートフェア東京」会場へ向かった私だ。
会場混雑のため1年に一度のせっかくの「アートフェア」ではあるが、ゆったりとした気分で美術作品を鑑賞する気にはなれない。 やむを得ず会場内を端折って鑑賞した後、飲食処で娘と二人で寛いで夕食をとり帰宅すると、身内が我々に告げる。
「今夜のNHK7時のニュースで、アートフェア東京の様子が詳細に取り上げられていたよ。 どうやら外国人バイヤーが今夜のオープニングレビュー会場に多く押しかけていたとの報道だ。」
そう言われてみると、それらしき外国人の姿も多かったのかもしれない。 外国人とは言えども中韓の方々は日本人と外見がほとんど見分けがつかないため、認識できなかったとも考えられる。
確か、今回私に招待状をご送付下さった長はるこ先生のギャラリーブースにも、アジア方面よりのバイヤーが訪れ、若手美術家氏の作品を買い求めていたようにも記憶している。
今回の我がエッセイは「芸術」カテゴリーで綴り公開したが、安倍政権に一つ提案したい事がある。
安倍政権が掲げる“アベノミクス”に、「芸術」分野は視野に入れているのであろうか? 安倍氏がおっしゃる通り経済発展を遂げたこの国に於いて、次なる課題として欠かせないのが文化活動であろう。
「芸術」分野がこの国にもたらす経済効果に関しては、原左都子自身は専門外のため想像が及ばない。 それでも私が少し期待するのは、日本の芸術家達が日々苦労しつつ頑張る姿を目にするにつけ、世界標準で“実力が正当に評価される”分野であって欲しいとのことだ。
何処の分野でも「本物」だけが空間と歴史を超えて生き残るはず、と原左都子が信じている故である。
昨年12月に、アルゼンチン首都ブエノスアイレスまで国際美術賞授賞式出席のため同行させていただいた美術家及びギャラリー主宰者として国際的にご活躍中の 長はるこ氏より、今年も上記アートフェアの招待状(VIP Invitation card)を頂戴した。
(美術家 長はるこ氏のHPへは、当エッセイ集左欄ブックマークの“B-gallery"よりお入り下さい。)
昨年のアートフェア東京2012において長はるこ氏が主宰されるB-galleryは、美術家でありタレントでもあられる城戸真亜子氏らとの「3人展」を出展されていた。
今年のアートフェア東京 B-galleryのブース(P12)は、長はるこ氏ご本人と昨年同様城戸真亜子氏に加え、若手美術家であられる木下拓也氏の「3人展」を出展されておられる。
昨年訪れたアートフェアオープニングレビュー会場エントランスでは、入場制限をせねばならないごとく大勢の鑑賞客でごった返していて、長蛇の列に並びやっと入場出来る有様だった。 そんな昨年の反省から、娘と相談して今年は少し遅い時間帯に入場する段取りとした。 それでも上記写真のごとく、エントランス近辺はやはり長蛇の列だった。
日本最大の美術見本市である「アートフェア東京2013」は今年で8回目を迎える。 今回は、「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO(MBFWT)」 と「東京ランウェイ」の3つのイベントが初めて連動して開催されるとのことだ。
私と娘が訪れた21日に行われたプレスプレビューでは、初参加のwrittenafterwards(リトゥンアフターワーズ)」や「FINAL HOME(ファイナルホーム)」をはじめとする140を超える国内外のギャラリーやパートナーが出展作品を初披露した。
「アートフェア東京2013」はファッションやコンテンポラリージュエリー、工芸、ヴィンテージフォトグラフィーなどこれまでにファインアートにとどまらない様々なジャンルの展示を充実させたセクション「トーキョーリミテッド」を初導入した。 また、会場内にはファッションデザイナー氏が手がけるプロジェクト等々も展示されるなど、ジャンルを超えた美術作品のワークショップも予定されている。
東京国際フォーラムの展示ホール全面を使用する「アートフェア東京2013」は、古美術エリアから近現代のブースに広がるようなレイアウトで会場を構成している。
(以上、ネット情報より一部を要約して引用。)
ここで話題を変えるが、原左都子が上記「アートフェア東京2013」を訪れた21日の昼間、NHKテレビニュースを見聞していると、ちょうど同期間に東京ビッグサイトで開催される「アニメフェア東京」のニュースが大々的に放映された。
「ちょっと待ってよ、NHKさん。 アニメフェアが悪いとは言わないが、それよりも先にニュースで取り上げるべきは日本最大の美術見本市である「アートフェア東京」開催の話題ではないの???」 この疑問を即刻家族にぶちまけた私に同調する娘と身内であった。
もちろん、「アニメフェア」も悪くはない。 手塚治虫氏の漫画の貴重な原本なども展示される様子である。 日本アニメ映画やテレビアニメ番組の世界規模での公開、かつアニメ最先端技術を誇る我が国において、大規模なアニメフェアが開催されたとて何ら不思議でもない。 フェア開催期間中、「アートフェア」よりもむしろ「アニメフェア」の方に入場者数や今後の市場発展力に軍配が挙りそうな予感すらする。
現在の日本美術界の世界規模での動向は如何なものか??
安倍政権はTPP参加を視野に入れて動き始めたようだが、美術分野の今後の取扱いまでに政策が及んでいるのかどうなのか…
などとの要らぬお節介心を抱きつつ、「アートフェア東京」会場へ向かった私だ。
会場混雑のため1年に一度のせっかくの「アートフェア」ではあるが、ゆったりとした気分で美術作品を鑑賞する気にはなれない。 やむを得ず会場内を端折って鑑賞した後、飲食処で娘と二人で寛いで夕食をとり帰宅すると、身内が我々に告げる。
「今夜のNHK7時のニュースで、アートフェア東京の様子が詳細に取り上げられていたよ。 どうやら外国人バイヤーが今夜のオープニングレビュー会場に多く押しかけていたとの報道だ。」
そう言われてみると、それらしき外国人の姿も多かったのかもしれない。 外国人とは言えども中韓の方々は日本人と外見がほとんど見分けがつかないため、認識できなかったとも考えられる。
確か、今回私に招待状をご送付下さった長はるこ先生のギャラリーブースにも、アジア方面よりのバイヤーが訪れ、若手美術家氏の作品を買い求めていたようにも記憶している。
今回の我がエッセイは「芸術」カテゴリーで綴り公開したが、安倍政権に一つ提案したい事がある。
安倍政権が掲げる“アベノミクス”に、「芸術」分野は視野に入れているのであろうか? 安倍氏がおっしゃる通り経済発展を遂げたこの国に於いて、次なる課題として欠かせないのが文化活動であろう。
「芸術」分野がこの国にもたらす経済効果に関しては、原左都子自身は専門外のため想像が及ばない。 それでも私が少し期待するのは、日本の芸術家達が日々苦労しつつ頑張る姿を目にするにつけ、世界標準で“実力が正当に評価される”分野であって欲しいとのことだ。
何処の分野でも「本物」だけが空間と歴史を超えて生き残るはず、と原左都子が信じている故である。