(冒頭写真は、本日2021.02.09付朝日新聞別刷「be」内漫画 中川いさみ氏作・「コロコロ毛玉日記」より転載したもの。)
去る2月3日に義母の青色申告に出かけた際、久しぶりに電車に乗り都内ターミナル駅で下車した。
行きの電車内は比較的空いていたのだが。
我が下書き申告書に「減価償却費」に関連する事項記載の痛恨のミスがあり😱 、その訂正のために青色申告会職員氏にお手間をとらせ時間がかかってしまい、帰りの時間が遅くなってしまった。
運が悪いことに、ちょうど帰りの通勤時間にはまった。
我が自宅は東京メトロ沿線なのだが、私鉄へ直行する便が多く運行している。 これまた実に運悪くその私鉄の終着駅まで行く直行便に乗車してしまったようだ。
これが通常の通勤時間の混雑ぶりなのだろう。(詳細に説明するとギュウギュウ詰めではないにせよ、電車内で他乗客と接触せずして立てない状況だ。😖 )
4駅(8分程)乗れば自宅最寄駅に到着出来るため、早く帰宅したいこともあり果敢にもその電車に乗り込んだ。
ただラッキーな事には、日頃電車通勤に慣れている乗客皆さんは既に“コロナ禍”下でのスマートな電車内対応を心得ておられるようだ。
誰一人として、冒頭写真漫画のごとく“マスクを外して大ハクションをする乗客など存在するはずもなく、既に花粉症も到来している環境下で、マスク着用のまま咳やくしゃみをする乗客もいない。
おそらく通勤乗客間の電車内での“共通マナー”が既に成立しているのであろう。 裏返せば、例えばそれらの行為をした際の“無言のバッシング”仕打ちを受ける、との共通認識があるのだろう。
そう言えば昨年夏頃に電車に乗った際、その“無言バッシング仕打ち”現場に遭遇した。
お年寄り男性(7,80代くらい)がマスクはしているものの、電車内で咳を繰り返す現場に遭遇した。
ちょうどその前の席に座っていた私だが、周囲の乗客(特に若い世代)が無言で他車両に移動し始めるのだ。
我が感覚としては背広姿でビジネスバッグをお持ちの身なりから、おそらく企業の上層部の方といったところだろうか?? とにかく決してコロナではなく風邪か喘息持ちか何らかの身体的事情があるものの推測し、そのまま座席に座ることとした。
あの当時感じたのは、むしろ他乗客の“過敏反応”こそが問題ではなかろうか?との結論だった。
その後我が国の“コロナ禍対策”は、菅政権に移りゆき…
その市民の“コロナ過敏反応”を定着させてしまった感がある。
いやもちろん自己の命を守るためには、それくらい厳しく過敏反応をするべきではあるだろう。
特に菅政権による「緊急事態宣言」の揺れ動く姿を垣間見る都度、市民の皆さんが採る行動は必然的に過敏行動とならざるを得ないのであろうとも感じている。
それにしてもそんな劣悪な環境下で。
今日も明日も都心の電車網を乗り継がねば通勤不能な若き世代(我が娘も含めて)のコロナ禍下での苦悩を思って余りある…