(冒頭写真は、9月に公開した朝日新聞より引用の、コロナウィルス変位株の名づけに用いられているギリシャ文字の写真。)
今朝方から本日午後にかけて、ネット上で見つけたコロナウィルス新たな変異株である「オミクロン株」に関する情報を、以下に3本引用しよう。
オミクロン株、独伊でも確認=英に続き、欧州で感染拡大―新型コロナ
2021年11月28日 06時56分 時事通信
【ベルリン、ブリュッセル、ロンドン時事】ドイツとイタリアで27日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の初めての感染者が確認された。英国でも同日、感染者が確認されており、欧州で感染が拡大している。
ドイツでは、南アフリカからミュンヘン空港に24日渡航した2人が感染。中部ヘッセン州でも、既にワクチン接種を完了し、南アから帰国した1人に感染の疑いが出ている。イタリアでは、モザンビークに最近渡航した1人の感染が判明した。
また、チェコからの報道によると、同国北部リベレツの病院が27日、1人の感染を確認したことを明らかにした。ナミビアから南ア、ドバイ経由で帰国しており、ワクチン接種済みで、症状は軽いという。
南アから航空便で26日に到着した61人が新型コロナ検査で陽性だったオランダの保健当局は27日、「多くの人が恐らくオミクロン株だとみられる」と発表した。さらに分析を進めており、28日中に最終的な結果を出せるとの見通しを示した。
2人の感染が確認された英国では27日、ジョンソン首相が記者会見し、イングランドの公共交通機関や店舗でマスクの着用を再び義務付ける方針を明らかにした。新型コロナ関連の規制が再導入されるのは、7月にほとんどの規制が解除されて以来。首相はオミクロン株について「非常に速く感染が拡大し、ワクチンを2回接種した人にも拡散し得るようだ」と警告した。
オミクロン株は、欧州では26日にベルギーで初の感染者が確認された。欧州連合(EU)加盟国は同日、アフリカ南部からの渡航制限に合意。多くの国が、航空便での入国を禁止する措置を取っている。 【時事通信社】
オミクロン株、欧州に拡大 英独伊で確認、規制強化も
© FNNプライムオンライン
© FNNプライムオンライン
南アフリカなどで確認された新型コロナウイルスの新たな変異株が、イギリスやドイツで初めて確認された。
イギリス政府は27日、新たな変異株「オミクロン株」への感染が、国内で2例確認されたと発表した。
イギリス・ジョンソン首相「オミクロン株は急速に拡大している。2回ワクチン接種した人にも広がるようだ」
また、オミクロン株へのワクチン効果は、「現時点では不明」と述べ、ブースター接種を加速させる考えを強調した。
さらに、ドイツで2例の感染を確認、海外メディアによると、イタリアでも初の感染が確認された。
また、オランダでも、南アフリカから到着した多数の乗客がオミクロン株に感染したとみられている。
"オミクロン株"に世界が警戒
2021年11月27日 16時41分 TBS
新変異“オミクロン株”世界が警戒、WHO「懸念される変異株」に指定
WHO=世界保健機関は、南アフリカで急拡大している新型コロナの新たな変異ウイルスを「懸念される変異株」に分類し、「オミクロン株」と命名しました。
WHOは、現在、世界で主流となっているデルタ株も「懸念される変異株」に指定していますが、今回の「オミクロン株」は感染力が強く、これまでの変異株よりも一度感染した人が再び感染する危険性が高いとしています。「オミクロン株」は南アフリカで急拡大していて、これまでに香港、ベルギーなどでも感染例が確認されています。
こうした事態を受け、イギリスやEU諸国のほか、アメリカなどが南アフリカと周辺国からの入国制限を発表。
アメリカ バイデン大統領
「この変異ウイルスはよくわかっていないが、感染力が強いかもしれず、重大な懸念だ」
バイデン大統領は声明で、「世界全体がワクチン接種を完了するまでパンデミックが終わらないということをオミクロン株のニュースがより鮮明にした」と強調し、途上国にワクチン提供を行う時だと呼びかけました。
こうしたなか、ロイター通信によりますと、アメリカの製薬大手ファイザーとドイツのビオンテックは、「オミクロン株」に従来のワクチンが効かない場合は対応するワクチンを6週間以内に再設計し、100日以内に供給する方針だと明らかにしました。
(以上、ネットより、新たなコロナウィルス変異株である「オミクロン株」に関する情報を3本引用したもの。)
私見に入ろう。
冒頭写真に関して復習すると、コロナウィルスの変異株はギリシャ文字から引用されている。
現在までに既にμ(ミュー)株の下2つ目までの変異株が世界規模で発生していて、今回の変異株はο(オミクロン)株と名付けられたようだ。
上記引用情報によれば。
既にワクチン接種を完了し、南アから帰国した1人に感染の疑いが出ていたたり。
南アから航空便で26日に到着した61人が新型コロナ検査で陽性だったオランダの保健当局は27日、「多くの人が恐らくオミクロン株だとみられる」と発表したり。
欧州では26日にベルギーで初の感染者が確認され、欧州連合(EU)加盟国は同日、アフリカ南部からの渡航制限に合意。 多くの国が、航空便での入国を禁止する措置を取ったり。
イギリス・ジョンソン首相によれば、「オミクロン株は急速に拡大している。2回ワクチン接種した人にも広がるようだ」 また、オミクロン株へのワクチン効果は「現時点では不明」と述べ、ブースター接種を加速させる考えを強調した。
欧州では、ドイツ、イタリア、オランダでもオミクロン株感染が報告されている。
片や、WHO対応は。
デルタ株も「懸念される変異株」に指定しているが、今回の「オミクロン株」は感染力が強く、これまでの変異株よりも一度感染した人が再び感染する危険性が高い、としている。
こうした事態を受け、イギリスやEU諸国のほか、アメリカなどが南アフリカと周辺国からの入国制限を既に発表。
アメリカ バイデン大統領は、「この変異ウイルスはよくわかっていないが、感染力が強いかもしれず重大な懸念だ」、「世界全体がワクチン接種を完了するまでパンデミックが終わらないということをオミクロン株のニュースがより鮮明にした」と強調し、途上国にワクチン提供を行う時だと呼びかけた。
我が国日本に関しては、未だオミクロン株に関する政府発表は何らさなれていないようだが。
既にオミクロン株が我が国にも上陸している危険性は、十分に考え得る。
我が国に於いては、そもそもコロナワクチンのブースター接種に関しては2度目の接種から8か月後に開始、との中途半端な情報があるのみで、具体的には何らの決定がなされていないと私は把握している。
オミクロン株に関して我が推測によると、最悪の場合我が国にも12月初頭までに上陸する危険性が否定できないのではなかろうか??
そうした場合、残念ながら国内にもオミクロン株感染者が発生し、その感染が年末以降に猛威を振るう事態も考え得るであろう。