原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

“後進国化” が加速する我が国 JAPAN (と、我が実母…)

2023年05月09日 | 時事論評
 (冒頭写真は、2023.05.06付朝日新聞記事「G7広島サミット 参加国を比べてみると」より転載した G7  7か国の比較表。)



 今朝の事だが。
 第8腰椎圧迫骨折にて郷里の病院に入院中の実母へ、4月分の入院費用を昨日振込んでおいたことを伝える電話を掛けた。
 
 いつもの事だが、次女の私には何らの感謝も無い実母だが。
 そのお礼も無いままに、実母が言うには。
 「洗濯物の中で、〇子(私の事)が送って来たソックスが返って来ない。 この病院の洗濯物は外国人労働者が担当しているようだが、〇子が送って来たソックスが可愛いので、その人たちが盗んだと思う。」

 聞き捨てならない発言に驚いた😨 私が、「そんな根拠のないデタラメを言っちゃだめだよ! そもそも、今現在日本は円安等々で賃金が安く、労働市場としては外国労働者には不人気で皆さん自国に帰国するパターンが多い実情よ。 とにかく、病院の入院患者の洗濯物は日々山程沢山あるだろうし、きちんと返却するのは並大抵の事じゃないと思うよ。 今後は、そんないい加減な事を絶対に病院内で口外しないように!!」

 いくら90歳過ぎて身体が弱ったと言えども、長い入院中に新聞でも熟読して少しは世の情勢を知ろうと努力すればよいものを…
 まさに “アホ丸出し" の我が実母の悪い癖が骨折しても治らない事実に、娘として愕然としつつ電話を切った。😫 


 
 話題を大きく変えよう。

 冒頭写真は、G7広島サミットが迫っていることを受けて、朝日新聞が特集を組んだ記事のようだが。

 この一覧表を見て、確かに愕然とさせられる。
 どの項目に於いても、我が国日本は7か国中 最下位に近い。

  「JAPAN AS  No.1」とのフレーズが世界的に流行ったのはいつのことだっただろうか??
 この言葉は、社会学者エズラ・ヴォーゲル氏により発表された1979年のベストセラー著書の書名だが。
 確かにあの頃の日本経済の高度成長は目覚ましく、まさに経済安定成長の黄金期だった記憶がある。
 参考だが、この頃の日本人の数学力はイスラエルに次ぎ2位だったそうで、日本人の読書時間合計はアメリカ人の2倍に当たっていたらしい。
 
 その頃の私は、医学業務をバリバリにこなしていた時代だ。
 そう言われてみるに、数学も得意だったなあ。


 朝日新聞記事を少し紹介すると。

 「高齢化率」が、世界で一番高い国である。
 G7各国ともに今後さらに高齢化が進み、日本は38.4%にまで高まる見通しだ。 G7各国は産業競争力や社会保障制度の維持などの課題に直面している。

 「報道の自由度」は、G7で日本が最下位。
 政治的な圧力やジャーナリストの役割の妨げになっているとされた。

 「ジェンダーギャップ指数」でも日本は最下位。
 中国や韓国よりも低い。

 「一人当たり名目GDP(国内総生産)」も、7か国中下位レベルだ。
 企業の設備投資などが落ち込み、成長率は低迷している。
 これに関しては、他の国々も落ち込み傾向にあるようだ。



 それにしても我が実母のあの悪態の突きよう、どうにかならないものだろうか?!?
 今回の電話では、娘である私を責めることはなかったが。 
 病院内でお世話になっているスタッフの方々に対する、“言われ無き名誉棄損”の程が甚だし過ぎだ!!😡 😱 

 長生きするのはいいが。
 あーいうふーには年老いたくないとの見本のような老人に、実母が成り下がってしまったのには。
 娘の私が20代からずーーーーっと、実母を郷里に放ったらかしている責任もあるのだろうか……