(冒頭写真は、昨日病院にて受けた来週月曜日の手術の際の“インフォームドコンセント⦅説明と同意⦆の資料。)
前編にて公開した通り、私は来週月曜日(8月14日)に、「左膝複雑骨折・針金除去手術」のために入院することが決定している。
昨日病院を受診した際に、主治医よりその手術に関する「インフォームド・コンセント(説明と同意)」を受けた。
このインフォームド・コンセントは、昨年11月に施術を受けた左膝針金挿入手術の際にも実施されたため、既に要領は理解できているのだが。
今現在の医療は、まさにこのインフォームド・コンセントありき、で成り立っているようなものだ。
この私は、過去に3度病院にて手術を受けているのだが。(13歳時の「虫垂炎」、38歳時の「緊急帝王切開手術」、40歳時の「頭部皮膚癌摘出手術」。) その頃には未だ「インフォームド・コンセント」制度が確立していない時代背景だったものだ。
まあ、13歳時はともかく。
38歳時の「緊急帝王切開手術」に関しては、まさに我が子が胎内で死にかけていたため、救急搬送の直後に一時も速く開腹手術をして我が子を引っ張り出さねばならない緊迫状況下にあっただろう。
40歳時の「頭部皮膚癌摘出手術」の際には、インフォームド・コンセント制度は未だ確立されていなかったが。
医師団との話し合いの機会は、随時持たれた。 例えば、「抗癌剤利用」に関してひと悶着あったりした。 我が認識によれば、当時は未だ我が皮膚癌に有効な抗癌剤が開発されていないと判断して、「一切の抗癌剤治療を拒否する!」と主張したにもかかわらず。 医師団の判断にてそれが一週間に渡り実施され、頭髪は抜け去るわ、高熱は出るわ、身体が弱るわ、の大打撃を受け続けたものだ。
それらに比し、今回の「左膝複雑骨折」の場合は、インフォームド・コンセント制度が既に確立した状況下での手術だ。
まあ、このインフォームド・コンセント制度とは、医療側の“逃げ口上”として悪用されるパターンも無きにしも非ずなのだろうが…😷
私のように、医学を学んでいる人種にとっては、医療に於ける進化と捉えることが出来よう。
で、この手術前のインフォームド・コンセントが多岐に及んでいる。
医師先生も重労働となろうが、一応これらの書面を患者と同席して読み合わせをして下さる。
如何なる内容が書かれているかに関して、少し紹介するならば。
〇 医療行為の必要性、危険性、合併症、またその行為を行わない場合に予想される経過を理解できたか。
その例として、「麻酔のリスク」「手術のリスク」の詳細
これらに同意できたら、署名捺印を行うとの段取りだ。
別紙では、〇 輸血療法についての説明・同意書 (これに関する詳細の説明時効が記載されていて、それに同意できたら署名を実施する。
はたまた、〇 特定生物由来製品血液製剤使用に関する説明・同意書(以下同様)
さらには、麻酔中の「歯の損傷」に関する説明書き
「安全に手術を受けるための確認チェック表」 これに関しては手術前より例えば体温測定等々を患者が自宅にて実施する義務がある。
医学関係者の私など、そんな事病院から指示される以前の問題として、普段から体温等は必要に応じて測定する習慣があるため、特段の抵抗は無い。
とにもかくにも、原左都子は来週の月曜日(8月14日)に「左膝複雑骨折・針金除去手術」のために入院します。
この段階まで自身の判断と行動により予定よりずっと早期に持ち込めた事実を、今は嬉しくすら思っています。
左膝の針金を手術にて除去してもらった暁には。
今まで以上の充実した我が人生が待ち構えている! と信じています!!