冒頭から、ネット情報を引用しよう。
繰り返される性被害者の非難 識者「財布が見えたら盗んでいいのか」
韓国の女性アーティスト「DJ SODA(ソダ)」さんが、大阪での音楽フェスティバルで観客に突然胸を触られたとSNSで声を上げた。 これに対し、DJ SODAさんの服装のせいではないかなどという反応が相次いだ。「露出が多いのは危険」「服装を変えるべき」――。内閣府「女性に対する暴力に関する専門調査会」委員で広島大学准教授の北仲千里さん(56)は、どう見たか。
- DJ SODAさん「フェスで性被害」、主催者が男女3人を刑事告発
大学の授業でよく学生たちに伝える例があります。「かばんが開いていて、中に入っている財布が見えていたら、盗んでいいのか」「玄関の鍵がかかっていない他人の家に黙って上がり、テレビを見ていいのか」
性暴力の被害者に対し、「隙があったから」「誤解される服装や言動をしたから」といった言葉が投げかけられがちです。でも、窃盗や住居侵入などと同じように考えてみてください。人の物を盗んだり家に押し入ったりしてはいけないように、人の体を許可なく触ることは犯罪です。
(以上、ネット情報より引用したもの。)
この事件に関する映像を伴ったニュース報道を、原左都子もテレビニュースで何度も見た。
それを見た、正直な感想を述べさせていただくと。
一番の“諸悪の根源”は、スタッフがSODAさんを高い舞台からずっと下の位置にある観客席に降ろしたことではなかっただろうか??
年季が入っているこの私など、あの“胸あらわなSODAさん”を男性スタッフが抱きかかえて下へ降ろす”映像からして、“卑猥感”が否めなかったものだ。😫
そうしたところ、当然ながらSODAさんが一目散に観客席に走り寄る。
これって、「SODAさんに直接触れられる演出なのだろうか??」と勘違いする観客も存在したかもしれない。
しかもだ。
何人かの男性に胸に触れられた後も、SODAさんは満面の笑顔を振りまきつつ観客の握手に応じている。
もしも 一番最初の男観客に胸に触れられた時点で、「Don't touch my breast!!」と怒りと共に叫んだならば、そこで音楽フェスティバル自体が中断したのではなかろうか?
私の推測だが、若手タレントがそんな事をして舞台を中断したならば後で“痛い目に遭う”に決まっているとの判断から。 SODAさんは舞台上では屈辱を我慢し、笑みを作り続けたのではあるまいか??
いろいろな意味から、この事件フェスティバルの主催者の演出に落ち度があり過ぎるような気がする。
そもそも元々、舞台の最後にSODAさんらを舞台から降ろして観客の直近まで連れて行く、なる演出が予定されていたのであろうか?
そうではなく観客の熱烈要請に応えて、最後にそのような場を急遽しつらえて スタッフがSODAさんらを舞台から降ろした感がある。
上記引用文中にある 某女性大学准教授氏のご見解に関しては、大きく的を外されているような感も抱く。
「性暴力の被害者に対し、『隙があったから』『誤解される服装や言動をしたから』といった言葉が投げかけられがちです。でも、窃盗や住居侵入などと同じように考えてみてください。」とおっしゃるが。
今回の事件は、プロ集団がイベントを行っている最中に発生している。
SODAさんにとっては“隙へったくれ”は何ら関係ないし、この場がイベント会場舞台であり、自身が好んで“誤解される服装や言動”をしていた訳では決してないであろう。
考えようによれば、スタッフに舞台下まで引きずりおろされて観客の手がちょうど自分のあらわな胸に届くところに連れて行かれ、何人かに触られても笑顔を保ち続けたSODAさんの“プロ根性”をプラス評価するべきだろう。
SODAさんは、その後以下のような発言をしている。
「特定の国を非難するためこの事件を公論化させたのではない」
そのSODAさんの発言を有難く思いつつ。
男性どもよ。
自分の手が届くところに女性の綺麗な乳房が偶然表れようが、絶対的に安易に触ることなかれ!!だ!😡
自身の力量で愛する彼女や伴侶を求め自らの愛でゲットした後にのみ、それに触れる特権を得るという事だぞ。