最近、ネットで音楽動画を楽しむ時間が増えてきた。
あの音楽動画の利点は、芋づる式にどんどん同ジャンル、同年代の音楽が検索できる点にある。
最初どのアーチストから入ったのかは忘れたのだが、今私が凝っているのが“ザ・タイガース”なのである。 “ザ・タイガース”をご存じない若い世代の方のために少し解説すると、1960年代後半頃の日本を一世風靡したGS(グループサウンズ)の中でもとりわけ人気が高かったグループである。ボーカルのジュリーこと沢田研二などは当時超国民的アイドルであった。コンサート等では当時の熱狂的ファンのギャル達が黄色い声で「ジュリー~~!!」と叫んだものである。
参考のため、当時私は“ザ・タイガース”ファンではなく、ジャニーズ事務所の“フォーリーブス”のファンであったことは既に音楽カテゴリーのバックナンバー記事「1910フルーツガムカンパニー」で述べている。
話のついでに加えると、洋楽の話になるが、“1910フルーツガムカンパニー”の「サイモンセッズ」を最近動画で見た。昔はラジオでしか洋楽は聴けず動画を見るのは今回が初めてだったのだが、想像とまったく食い違っていて今さらながらかなりがっかりなのである。なぜならば、ボーカルの少年のようなあどけなさの残るセクシーボイスがお気に入りだったのに、映像ではメンバーがみんなネクタイなどして結構おじさんっぽいのだ。今さら見なきゃよかった…。
タイガースの動画の話に戻るが、すっかりはまってしまっている私がイヤホーンで動画を見聴きしつつ「タイガースいい!」と言うと、身内から「“六甲おろし”でも聞いてるの?」との反応がきた。それはタイガース違いというものだ。ジュリーがいたのは“ザ・タイガース”の方である。
“ザ・タイガース”動画は数多いのであるが、私のお勧めは、現役当時の“ザ・タイガース”の映像である。当時、GSはその人気とは裏腹に、歌唱力がない、演奏が下手だの何だのと、音楽評論家や時代の移り変わりを受け入れられない大人の間では酷評されていた。当時GSのファンであった私も何十年も経過した今聴いたらさぞやお粗末だろうかと思いきや、何の何のすっかりはまってしまう程魅力があるのだ。何と言ってもエンターテイメント性がすばらしい。ジュリーの歌にも安定感があるし、サリー、タロー、トッポ、ピー、メンバー皆のタレント性が当時思った以上に高い。(後々グループ解散後、メンバー各々が今なお成功している所以である。) この“ザ・タイガース”に限らずGSのほとんどのグループは“ビートルズ”の二番煎じ風ではあるのだが、そうであるとしても特にこの“ザ・タイガース”のプロデュースは十分に成功している。人気No.1をキープし続けていたのもうなずける。今見ると当時のジュリーがジョージ・ハリソンにそっくりであるのも興味深い。
そして、その現役時代の“ザ・タイガース”動画の中でも私の一番のお勧めは「シーサイド・バウンド」である。この動画は当時の人気テレビ番組「シャボン玉ホリデー」の中の映像なのだが、“ザ・タイガース”はこの長寿番組が消え行く間近の頃のレギュラーとして出演していた。私個人的には日本のテレビ番組史上に残る程の貴重な映像なのではないかと思うが、アクセス数は意外と少ない。まだあどけなさが残る5人のメンバーが楽器を抱え、とても可愛らしく飛び跳ねながら歌っている。特にトッポが何とも言えないくらい可愛い。 この映像に合わせて私もノリノリにステップを踏みつつ歌っていると、中学生の娘もやってきて「シーサイド・バウンド」を完全マスターした。(しょっちゅう、二人で歌って踊る変な母娘なんです…。)
“ザ・タイガース”解散後のジュリーもいい。私のお気に入りは「カサブランカ・ダンディ」だ。“ボギー、ボギー~、あんたの時代はよかった~♪” 本当によかった~。
今のジュリー、ちょっと太っちゃったかな。太っていなければおそらく十分カッコよくて、まだ現役で歌って欲しいくらいだ。 あの類稀な“美貌”と才能が何とももったいないなあ。
あの音楽動画の利点は、芋づる式にどんどん同ジャンル、同年代の音楽が検索できる点にある。
最初どのアーチストから入ったのかは忘れたのだが、今私が凝っているのが“ザ・タイガース”なのである。 “ザ・タイガース”をご存じない若い世代の方のために少し解説すると、1960年代後半頃の日本を一世風靡したGS(グループサウンズ)の中でもとりわけ人気が高かったグループである。ボーカルのジュリーこと沢田研二などは当時超国民的アイドルであった。コンサート等では当時の熱狂的ファンのギャル達が黄色い声で「ジュリー~~!!」と叫んだものである。
参考のため、当時私は“ザ・タイガース”ファンではなく、ジャニーズ事務所の“フォーリーブス”のファンであったことは既に音楽カテゴリーのバックナンバー記事「1910フルーツガムカンパニー」で述べている。
話のついでに加えると、洋楽の話になるが、“1910フルーツガムカンパニー”の「サイモンセッズ」を最近動画で見た。昔はラジオでしか洋楽は聴けず動画を見るのは今回が初めてだったのだが、想像とまったく食い違っていて今さらながらかなりがっかりなのである。なぜならば、ボーカルの少年のようなあどけなさの残るセクシーボイスがお気に入りだったのに、映像ではメンバーがみんなネクタイなどして結構おじさんっぽいのだ。今さら見なきゃよかった…。
タイガースの動画の話に戻るが、すっかりはまってしまっている私がイヤホーンで動画を見聴きしつつ「タイガースいい!」と言うと、身内から「“六甲おろし”でも聞いてるの?」との反応がきた。それはタイガース違いというものだ。ジュリーがいたのは“ザ・タイガース”の方である。
“ザ・タイガース”動画は数多いのであるが、私のお勧めは、現役当時の“ザ・タイガース”の映像である。当時、GSはその人気とは裏腹に、歌唱力がない、演奏が下手だの何だのと、音楽評論家や時代の移り変わりを受け入れられない大人の間では酷評されていた。当時GSのファンであった私も何十年も経過した今聴いたらさぞやお粗末だろうかと思いきや、何の何のすっかりはまってしまう程魅力があるのだ。何と言ってもエンターテイメント性がすばらしい。ジュリーの歌にも安定感があるし、サリー、タロー、トッポ、ピー、メンバー皆のタレント性が当時思った以上に高い。(後々グループ解散後、メンバー各々が今なお成功している所以である。) この“ザ・タイガース”に限らずGSのほとんどのグループは“ビートルズ”の二番煎じ風ではあるのだが、そうであるとしても特にこの“ザ・タイガース”のプロデュースは十分に成功している。人気No.1をキープし続けていたのもうなずける。今見ると当時のジュリーがジョージ・ハリソンにそっくりであるのも興味深い。
そして、その現役時代の“ザ・タイガース”動画の中でも私の一番のお勧めは「シーサイド・バウンド」である。この動画は当時の人気テレビ番組「シャボン玉ホリデー」の中の映像なのだが、“ザ・タイガース”はこの長寿番組が消え行く間近の頃のレギュラーとして出演していた。私個人的には日本のテレビ番組史上に残る程の貴重な映像なのではないかと思うが、アクセス数は意外と少ない。まだあどけなさが残る5人のメンバーが楽器を抱え、とても可愛らしく飛び跳ねながら歌っている。特にトッポが何とも言えないくらい可愛い。 この映像に合わせて私もノリノリにステップを踏みつつ歌っていると、中学生の娘もやってきて「シーサイド・バウンド」を完全マスターした。(しょっちゅう、二人で歌って踊る変な母娘なんです…。)
“ザ・タイガース”解散後のジュリーもいい。私のお気に入りは「カサブランカ・ダンディ」だ。“ボギー、ボギー~、あんたの時代はよかった~♪” 本当によかった~。
今のジュリー、ちょっと太っちゃったかな。太っていなければおそらく十分カッコよくて、まだ現役で歌って欲しいくらいだ。 あの類稀な“美貌”と才能が何とももったいないなあ。
した後、しばらくして田中裕子さんと結婚したことを
思いだしますね。(すいません、だいぶ前のことでしたっけ)
ジュリーに関してはその通りなのですが、何でそれを知っているのですか? まさかカズさんて、ザ・タイガースがデビューした頃にはもう物心がついている年齢だったのですか?
何はともあれ、この記事の話が通じる人がいることは私にとっては救いです…。
はじめまして、こんばんは。
私、ジュリーと言えば、まず最初にこの人が浮かびました(^^;(漢字忘れました)
ガソリンスタンドではないGSとか阪神ではないザ・タイガースとか、とても懐かしい気分になりながら楽しく読ませていただきました。
当時の私は中学生ぐらいだったかなあ・・・
コメントありがとうございます。
ジュリーに関して私も同じことを考えていました。
実は、きききりんさん(私も正しい漢字が書けません。)がドラマの中で“ジュリー~~!!”と叫んでいたのを私も思い出してこのタイトルにしたんです!
そして、昔GSと言うと、グループサウンズを敬遠する人達がガソリンスタンドだろ、と皮肉って言ってましたよね。
当時の私もまさに中学生だったのですが…。
こまねちちゃん、また是非お越し下さいね!
タイガースも、学校の先生から借金苦の人まで、すごい人生ですね。
コメントありがとうございます。
そうですよね、ジュリーはもう還暦ですね!
学校の先生になったのは確かピーでしたね。
そして、借金苦はトッポの後釜で入ったシローですね。
タローはピンクレディのプロデュースをして大成功でしたし、サリーは役者でいい味を出していますね。
それにしても、ジュリーに脱メタボしてもらって、現役復帰して欲しいものです。
DRYさん、また是非お立ち寄り下さい!
お気に入りはまずソロ第一弾の「君をのせて」それから大ヒットはしなかったですが「あなたへの愛」どちらもカラオケのレパートリーです。
ビートルマニアの僕としてはタイガースのジュリーはたんなるアイドルなのです・・・すいません。
話はかわりますが、ライバルグループだったスパイダースの堺正章のソロになってからの曲にもいい曲がありますよ、とくに「街の灯り」すいませんこれもカラオケのレパートリーですが、名曲ですね。
見た目を褒められることを苦としないひともいますが
そこだけで評価されたくないという気概もあったのではと
勝手に想像しました。
「あの人は今」に見たい「あの人」の出てきたためしがなく
かといって出てしまっては気の毒さも感じてしまうので
こちらの都合に合わせて好きなひとに登場してもらえるのは
有り難いことと思います。
昨日に引き続き、今朝も雨・・・
そう、そんな訳で、ノンビリしています。
いや~、今日の内容は実に「判りやすく」「懐かしく」ていいですね。
「さとちゃん」、
ゴメンナサイ!老いさん、難しい内容には≪弱い≫の・・・勘弁ね。
『GS』懐かしい!!!
「さとちゃん」は、タイガーズですか!
あの頃は、タイガーズは凄かった!!もしかして「失神」したのは「さとちゃん」?!
老いさんは、1年生の頃。
毎晩「オールナイト日本」「ジェット・ストリーム」を
高円寺のボロアパートで聞いていました。
当時は、GSには余り・・・でしたが、タイガーズの「解散公演」を聴いた記憶が・・・
クラブ活動が混声合唱団でしたから、GSは、卒後になってから目覚め?まして・・・色々と歌います。
でも、ジュリーのは「歌唱力」が必要で難しい!だから、トッポの「花咲く乙女」だったかな?これだけは歌えます。
ハモリを入れて、「小さな日記」「白いブランコ」はレパートリー曲になっています。
時々TVで放映されます現在の姿・・・
皆さん、「年をとりました!」(当たり前なんですが)最近のジュリーは見ませんね。そんなに太って?
あ~懐かしい!!