(写真は、昨日私が撮影した東京西新宿超高層ビルの一つ コクーンタワー)
原左都子は過去(20数年前に遡るが)に於いて、東京副都心・西新宿某超高層ビル内オフィスへ1年余りの期間勤務した経験がある。 新卒入社した医学関連会社の本社がそのビルに存在していたためだ。
そもそも医学専門職社員として当該民間企業に新卒採用された私の場合、都下に位置する ラボラトリー への勤務期間が長かった。
ところが30歳直前にして、身勝手にも更なる私的学問追究を目指し退社を視野に入れた私だ。 その時、(どうせ民間企業を辞め去り行くならば、その前に我が医学専門分野のみではなく社内異部署で“一暴れ”する経験を積んだ後に退社して、我が野望を実行しよう)と志した私は、社内総合分野への異動を申し出た。
実はそんな私の歪んだ意向を、入社以来10年来懇親にして頂いていたラボラトリーの上司は重々心得ておられた。 上司は私の意向を早速実現してくれるべく、西新宿本社への異動に向けて動いてくれた(と私は後々考察している)。
自己都合で退職予定の私の我がままを承知している上司がラボラトリー内で取った措置とは、表向き“左遷扱い”だったと重々心得ている私である。 それでも我が異動先部署へは、私が1年後に退職意思である事実を一切伏せるとの上司の配慮があったからこそ、私は短期間ではあるが西新宿本社での“一社員”としての勤務が叶ったのだ。
参考のため短期間の本社勤務に於いて私は私なりに総合職業務に全精力を注ぎ込み、自分なりの業績を挙げた後に退社したと今でも自負している。
とは言え新卒入社にして10年来お世話になった民間企業に対し、恩を仇で返すがごとくの身勝手な去り際はやはり今振り返っても実に後味が悪い。 西新宿超高層ビルに於ける1年少しの勤務経験は、そんな事情があって今現在その地に足を運んでも出来れば省みたくない我が過去の一歴史である。
その後我が長き独身時代に、彼氏達と飲み食い等を堪能した思い出深い超高層スポットが数多く存在するにもかかわらず……
冒頭から、原左都子にとって過去の一時の“汚点”に関する郷愁が長引いてしまった事をお詫びする。
ここで気持ちを入れ替えて、上記写真“コクーンタワー”に関する補足説明をしよう。
この超高層ビルは、東京西新宿超高層ビル街の一角に 学校法人モード学園 が2006年着工、2008年10月に竣工した建物である。 その所在地は朝日生命保険本社跡地であり、モード学園が運営する3つの専門学校等が入居している。 「創造する若者を包み込み触発させる」という意味を込めイメージしたというコクーン(繭)のような外観が特徴で、数百億円に上る事業費はモード学園の自己資金により全て賄っているとのことだ。 学校法人が所有するビルとして国内で最高の高さを誇っているらしい。 (以上、ウィキペディア情報より引用)
ところがこのコクーンタワー、竣工当初よりその“奇抜なデザイン”により賛否両論の反応を浴びている事に関してご存知の方は少なくないであろう。
実は原左都子がこのビルを間近い位置から見物するのは今回が初めての事だった。
上記写真は当該ビルの斜め前に位置する 損保ジャパン本社ビル 1階玄関前から撮影したものだが、まさに“アーティスティック”で素晴らしいと皆さん感じませんか??!
少なくとも私はそう感じた。 だからこそ、このビルの写真を撮りたいと志し急いで携帯を取り出し激写したのだ。
私がこのタワーがそびえ立っている風景を一見して何故感動したのかと言うと、今まで写真や影像で見たよりも現物はずっと“スマート”かつ“ソフィスティケイト”した姿を誇っていて、一個の創造物としての“一貫性”や“風格”が感じられた故である。
竣工より4年程経過したビルの姿は、まだまだ新鮮で実に美しい!と私は心より賞賛する。
経済危機の近年に至っては、西新宿超高層ビルの建築ラッシュも消沈気味なのであろうか?
そうだとしてもおそらく私が昨日見た西新宿超高層ビル群の風景は、20数年前に超高層ビルの一角に勤務していた時代と比し、目まぐるしいまでにその建設が進んだ事であろう。
副都心西新宿とは東京都心の他の地域と比較すると高度経済成長以降の時代に大発展を遂げた地であり、現代の最先端科学技術専門力を駆使して造り挙げられた街であると私は理解していた。
ところがその地に建設された東京都庁舎超高層2棟のビルが実は欠陥だらけの構造であり、その修繕費用が毎年膨大に発生していている現状との事だ。 この際、(同じ建設家氏による「赤プリ」のごとく)むしろ一旦壊して建替えた方が費用損失計上が少なくなるとの情報も、ずっと以前より見聞している。
コクーンタワーはどうなのか? と言いたいところだが、昨日私が観察した限りでは、あのデザインにして赤プリや東京都庁舎ビルのごとくの表面上のデコボコはないようで、意外とメンテナンスが容易で修繕にも耐え長年持つ構造なのかと考察した。(いえいえ、あくまでも素人視点での観察のため保障はできないが…)
まあそれにしてもたまには大都心へ出向き、最先端科学技術の結集体である超高層ビルを間近から観賞するのも、大自然を観察するがごとくの刺激が得られるものと気付かされた次第だ。
参考のため、現在の西新宿超高層ビル街に於いては経済不況の流れか平日日中さほどの人混みがない。 十分にゆったり寛げるスポットであり、自分が好む風景の撮影が可能な地である。
実は今回の記事では、昨日 損保ジャパン東郷青児美術館 で観賞した美術作品の評論でもしようかと志していたのだが、ついつい コクーンタワー に関する前置きが長くなってしまったため、それは次回以降に回すことにしよう。
原左都子は過去(20数年前に遡るが)に於いて、東京副都心・西新宿某超高層ビル内オフィスへ1年余りの期間勤務した経験がある。 新卒入社した医学関連会社の本社がそのビルに存在していたためだ。
そもそも医学専門職社員として当該民間企業に新卒採用された私の場合、都下に位置する ラボラトリー への勤務期間が長かった。
ところが30歳直前にして、身勝手にも更なる私的学問追究を目指し退社を視野に入れた私だ。 その時、(どうせ民間企業を辞め去り行くならば、その前に我が医学専門分野のみではなく社内異部署で“一暴れ”する経験を積んだ後に退社して、我が野望を実行しよう)と志した私は、社内総合分野への異動を申し出た。
実はそんな私の歪んだ意向を、入社以来10年来懇親にして頂いていたラボラトリーの上司は重々心得ておられた。 上司は私の意向を早速実現してくれるべく、西新宿本社への異動に向けて動いてくれた(と私は後々考察している)。
自己都合で退職予定の私の我がままを承知している上司がラボラトリー内で取った措置とは、表向き“左遷扱い”だったと重々心得ている私である。 それでも我が異動先部署へは、私が1年後に退職意思である事実を一切伏せるとの上司の配慮があったからこそ、私は短期間ではあるが西新宿本社での“一社員”としての勤務が叶ったのだ。
参考のため短期間の本社勤務に於いて私は私なりに総合職業務に全精力を注ぎ込み、自分なりの業績を挙げた後に退社したと今でも自負している。
とは言え新卒入社にして10年来お世話になった民間企業に対し、恩を仇で返すがごとくの身勝手な去り際はやはり今振り返っても実に後味が悪い。 西新宿超高層ビルに於ける1年少しの勤務経験は、そんな事情があって今現在その地に足を運んでも出来れば省みたくない我が過去の一歴史である。
その後我が長き独身時代に、彼氏達と飲み食い等を堪能した思い出深い超高層スポットが数多く存在するにもかかわらず……
冒頭から、原左都子にとって過去の一時の“汚点”に関する郷愁が長引いてしまった事をお詫びする。
ここで気持ちを入れ替えて、上記写真“コクーンタワー”に関する補足説明をしよう。
この超高層ビルは、東京西新宿超高層ビル街の一角に 学校法人モード学園 が2006年着工、2008年10月に竣工した建物である。 その所在地は朝日生命保険本社跡地であり、モード学園が運営する3つの専門学校等が入居している。 「創造する若者を包み込み触発させる」という意味を込めイメージしたというコクーン(繭)のような外観が特徴で、数百億円に上る事業費はモード学園の自己資金により全て賄っているとのことだ。 学校法人が所有するビルとして国内で最高の高さを誇っているらしい。 (以上、ウィキペディア情報より引用)
ところがこのコクーンタワー、竣工当初よりその“奇抜なデザイン”により賛否両論の反応を浴びている事に関してご存知の方は少なくないであろう。
実は原左都子がこのビルを間近い位置から見物するのは今回が初めての事だった。
上記写真は当該ビルの斜め前に位置する 損保ジャパン本社ビル 1階玄関前から撮影したものだが、まさに“アーティスティック”で素晴らしいと皆さん感じませんか??!
少なくとも私はそう感じた。 だからこそ、このビルの写真を撮りたいと志し急いで携帯を取り出し激写したのだ。
私がこのタワーがそびえ立っている風景を一見して何故感動したのかと言うと、今まで写真や影像で見たよりも現物はずっと“スマート”かつ“ソフィスティケイト”した姿を誇っていて、一個の創造物としての“一貫性”や“風格”が感じられた故である。
竣工より4年程経過したビルの姿は、まだまだ新鮮で実に美しい!と私は心より賞賛する。
経済危機の近年に至っては、西新宿超高層ビルの建築ラッシュも消沈気味なのであろうか?
そうだとしてもおそらく私が昨日見た西新宿超高層ビル群の風景は、20数年前に超高層ビルの一角に勤務していた時代と比し、目まぐるしいまでにその建設が進んだ事であろう。
副都心西新宿とは東京都心の他の地域と比較すると高度経済成長以降の時代に大発展を遂げた地であり、現代の最先端科学技術専門力を駆使して造り挙げられた街であると私は理解していた。
ところがその地に建設された東京都庁舎超高層2棟のビルが実は欠陥だらけの構造であり、その修繕費用が毎年膨大に発生していている現状との事だ。 この際、(同じ建設家氏による「赤プリ」のごとく)むしろ一旦壊して建替えた方が費用損失計上が少なくなるとの情報も、ずっと以前より見聞している。
コクーンタワーはどうなのか? と言いたいところだが、昨日私が観察した限りでは、あのデザインにして赤プリや東京都庁舎ビルのごとくの表面上のデコボコはないようで、意外とメンテナンスが容易で修繕にも耐え長年持つ構造なのかと考察した。(いえいえ、あくまでも素人視点での観察のため保障はできないが…)
まあそれにしてもたまには大都心へ出向き、最先端科学技術の結集体である超高層ビルを間近から観賞するのも、大自然を観察するがごとくの刺激が得られるものと気付かされた次第だ。
参考のため、現在の西新宿超高層ビル街に於いては経済不況の流れか平日日中さほどの人混みがない。 十分にゆったり寛げるスポットであり、自分が好む風景の撮影が可能な地である。
実は今回の記事では、昨日 損保ジャパン東郷青児美術館 で観賞した美術作品の評論でもしようかと志していたのだが、ついつい コクーンタワー に関する前置きが長くなってしまったため、それは次回以降に回すことにしよう。