(写真は、バート シビックセンター駅の自動切符販売機。)
諸外国の切符販売機とは、概して使い方が分かりにくいものだが…。
英語圏の米国ならば、おそらく分かり易いだろうとの想像が甘かった。
当日、U.C.バークレーへ行く目的で“往復切符”を購入しようとしたのだが。
行き先のDowntown Berkeley と往復切符を押す場所はすぐに理解出来た。 ところが、行先までの運賃を自分で入力する操作が実に難儀たったのだ。 翻訳ボタンは英語とスパニッシュしかない。
では、駅の係員はいないかと探したのだが誰一人としていない。
そもそもこの自動販売機を使用しているのは、外国人旅行者のみの様子だ。
現地の人々は日本の都会同様に、スイカのようなカードやおそらく定期でスイスイ改札口を通過して行き捕まえにくい。
やっと、隣の販売機に外国人旅行者とおぼしき人達がやって来た。 やはり戸惑っていたようだが、切符をゲット出来て去って行った。 この人達に教えを請おうとも考えたが、言語が英語でも日本語でもなかったため、そもそも困難だっただろう。
娘がスマホを取り出して、バートの自動販売機使用方法を検索してくれた。
そして分かったのは、この販売機の使用方法が超難度ということだ。 お金を投入した後、左側に10個程あるボタンを自分で操作しながら、例えば10ドル25セントの場合、その金額に自分で1セントずつ増減して調整する作業を要するのだ。
(このシステムを考案した人って、頭が悪いんじゃないの?)と蔑みつつも、20分程かけて切符購入が叶ったため、改札口へ進んだ。
ここでも、日本とはシステムが違う。 日本の場合改札を通過した後切符が出て来る様式だが、バートの場合、入口で入れた切符を入口で取ってから改札へ入るシステムだ。 危うくストップバーで足を怪我するところだった。
駅の自動販売機のみならず、米国(今回は西海岸訪問だが)あらゆる場所でIT化が進んでいる。
その最たる例が空港だが、今回ユナイテッド航空を利用したのだが搭乗手続きのすべてがパソコンによる自分での入力チェックインである。
たださすがに国際空港との場であり、翻訳言語が多国語に及んでいるため比較的使用し易いとも言えよう。
ここで、U.C.バークレーが採用している「全学ペーパーレス」を再び話題として取り上げよう。
セイザータワーの窓口でこの話を聞いた時には、一瞬(さすが!世界をリードする大学は違うなあ。)などと安直に感嘆したのだが……。
帰国後よ~~く考えてみると、果たしてそうであろうか??
これ、文化の後退とも捉えられ、空恐ろしい気もする。
人類が数千年の歴史や世紀を超えて築き上げて来た、「紙の文化」「手書きの文化」「文字の文化」それらすべてを未来に向けて捨て去らんとの事態であり、恐怖心すら抱かされる。
その辺の“文化遺産の喪失”に関して、学内で如何なる議論を繰り返した後に「全学ペーパーレス」を採用したのであろうか?
おそらくこれはU.C.バークレーのみならず、米国著明大学すべてに於いて実施されているとも推測出来よう。
我が国日本に於いては、そこまで極端に「ペーパーレス」を採用している大学は皆無と心得ているのだが。
その辺の確認作業を今後我が課題として実施してみようか、と欲したくもある…。
諸外国の切符販売機とは、概して使い方が分かりにくいものだが…。
英語圏の米国ならば、おそらく分かり易いだろうとの想像が甘かった。
当日、U.C.バークレーへ行く目的で“往復切符”を購入しようとしたのだが。
行き先のDowntown Berkeley と往復切符を押す場所はすぐに理解出来た。 ところが、行先までの運賃を自分で入力する操作が実に難儀たったのだ。 翻訳ボタンは英語とスパニッシュしかない。
では、駅の係員はいないかと探したのだが誰一人としていない。
そもそもこの自動販売機を使用しているのは、外国人旅行者のみの様子だ。
現地の人々は日本の都会同様に、スイカのようなカードやおそらく定期でスイスイ改札口を通過して行き捕まえにくい。
やっと、隣の販売機に外国人旅行者とおぼしき人達がやって来た。 やはり戸惑っていたようだが、切符をゲット出来て去って行った。 この人達に教えを請おうとも考えたが、言語が英語でも日本語でもなかったため、そもそも困難だっただろう。
娘がスマホを取り出して、バートの自動販売機使用方法を検索してくれた。
そして分かったのは、この販売機の使用方法が超難度ということだ。 お金を投入した後、左側に10個程あるボタンを自分で操作しながら、例えば10ドル25セントの場合、その金額に自分で1セントずつ増減して調整する作業を要するのだ。
(このシステムを考案した人って、頭が悪いんじゃないの?)と蔑みつつも、20分程かけて切符購入が叶ったため、改札口へ進んだ。
ここでも、日本とはシステムが違う。 日本の場合改札を通過した後切符が出て来る様式だが、バートの場合、入口で入れた切符を入口で取ってから改札へ入るシステムだ。 危うくストップバーで足を怪我するところだった。
駅の自動販売機のみならず、米国(今回は西海岸訪問だが)あらゆる場所でIT化が進んでいる。
その最たる例が空港だが、今回ユナイテッド航空を利用したのだが搭乗手続きのすべてがパソコンによる自分での入力チェックインである。
たださすがに国際空港との場であり、翻訳言語が多国語に及んでいるため比較的使用し易いとも言えよう。
ここで、U.C.バークレーが採用している「全学ペーパーレス」を再び話題として取り上げよう。
セイザータワーの窓口でこの話を聞いた時には、一瞬(さすが!世界をリードする大学は違うなあ。)などと安直に感嘆したのだが……。
帰国後よ~~く考えてみると、果たしてそうであろうか??
これ、文化の後退とも捉えられ、空恐ろしい気もする。
人類が数千年の歴史や世紀を超えて築き上げて来た、「紙の文化」「手書きの文化」「文字の文化」それらすべてを未来に向けて捨て去らんとの事態であり、恐怖心すら抱かされる。
その辺の“文化遺産の喪失”に関して、学内で如何なる議論を繰り返した後に「全学ペーパーレス」を採用したのであろうか?
おそらくこれはU.C.バークレーのみならず、米国著明大学すべてに於いて実施されているとも推測出来よう。
我が国日本に於いては、そこまで極端に「ペーパーレス」を採用している大学は皆無と心得ているのだが。
その辺の確認作業を今後我が課題として実施してみようか、と欲したくもある…。