(冒頭写真は、四国八十八カ所一番札所 霊山寺)
さて、3年ぶりの郷里旅行の朝は、宿泊ホテルのバイキング朝食から始まる。
以前より当エッセイ集内で幾度も述べているが、私は「バイキング」なる食事が大の苦手だ。
いつも旅に出る時には、これを避けることに苦心する。
ただ、今回の旅行はたったの2日の旅程だ。 安パッケージ旅程にバイキング朝食が付録でついているだけでもありがたいと思うことにしていた。
そんな罰当たりの私だが、今回の旅行の朝バイキングが素晴らしかったのだ!
何と言っても月曜日の朝故だろうが、朝食会場がほとんど“貸し切り状態。
しかもバイキングの質が高く、選択豊富で十分に満足出来る内容だった。
ホテルバイキング会場からの風景。 新町川の向こうには眉山が展望可能だ。
我がセレクト朝食バイキング。
デザートにセレクトしたソフトクリームが何とも美味しいこと! カフェオーレの珈琲も本格的だ。
この日は、JR乗車後タクシーに乗り換えて「藍の館」へ行く予定。
この鳴門線。 私が高校生時代に日々これに乗って通学した路線だ。 当時はこれ程綺麗な列車ではなかった。
徳島駅改札口。 この辺の風景は私が通学していた頃とほとんど変わりがない。 セブンイレブンはなかったけどね…
徳島駅を出発し、吉野川を渡った直後の駅がこの「吉成駅」。
その次が「勝瑞駅」だが。
この駅で降り立った時に、次なるドラマが始まる。
タクシー乗車で「藍の館」へ向かおうとして、途中で「この辺に見所観光スポットはないですか?」と運転手さんに尋ねたところ。
一番札所「霊山寺」はどうでしょう?! と勧めて下さる。 「もしよかったら、霊山寺でタクシーのメーターをストップしてお待ちした後に、目的地の「藍の館」へ行きます」とサービス精神旺盛だ!
それに甘えさせていただいて、計画外だった霊山寺観光が叶った。
霊山寺の門前にて。
門を通過したところに、鯉が泳ぐ池があり。
お地蔵群が、本堂へと誘ってくれる。
そして、本堂に到着。
本堂内のランタンが特徴的なお寺だった。
何だか次々とラッキーが訪れる我々母娘の旅は。
次なる「藍の館」へと続きます。