(冒頭写真は、2024.03.19付朝日新聞・漫画「ののちゃん」より転載したもの。)
表題に掲げたその最たるものは。
比較的最近の2024.03.09付「再掲載『娘の高校夏季課題より憲法第21条『表現の自由…』に関して」にて紹介した、娘高校1年生時の「情報」にて出題された課題だったが…
これに関しては 私自身の専門学問の一つが「法学」だったが故に。 時間は要したものの、完璧に仕上げて娘に提出させたものだ。
(その結果、学校側が後にこの課題が難題過ぎるため適切でないと判断して提出不要措置となった。 我が娘にはせっかく私が仕上げた課題を提出させたところ、提出者が全校生徒の中でわずか3名だった事実をバックナンバーにて記載した。)
さて、表題に戻ろう。
私の場合はそもそも教員経験者であるため、教員の立場で生徒に宿題を出すのはお手の物だった。
とは言えども、宿題を出される生徒(やその家族)の身にいつもなったものだ。
生徒の中にはアルバイト等々の仕事に励む子も少なからず存在したし。
(底辺高校においての教員である身にして)、その生徒のレベルの程に関してはいつも宿題を出す時の主要課題でもあった。
そして肝心なのは、私が出す宿題に生徒の親を巻き込むべきでない、との私なりの基本的理念が必ずや存在した。
そんなこんなで我が教員時代には、私が出題した宿題で親御さんにご迷惑をおかけしたことは皆無と心得ている。
それに比して、冒頭の漫画「ののちゃん」では。
ののちゃん曰く、「SDGsとやらについて、おかあさんと話し合いましょう。Chat GPTとやらについて考えてみましょう。」とやらの宿題が出されたようだ。😖 😵
いえいえこれが我が娘が現役小学生時代に担当教師から出されたとすれば。
ののちゃんのお母さん同様に、究極「めんどくさく」て まずは怒り心頭状態になるであろう!!
(我が娘も鬱陶しい教員に当たったものだ!! 子を持つ親とてやるべきことを抱えて日々多忙を極めているのに、担任教員のアンタの宿題に付き合えと喧嘩を売って来たな!!)😡
それでも負けず嫌いの私ならば、絶対に「理想回答」を仕上げて娘に提出させるだろうが…
そうだとせよ教員経験のあるこの私も、ののちゃんのお母さんの味方だし、「めんどくさい」に尽きるよなあ。
娘が私立高校1年生時の “若き独身数学女子教師”が日々提出してくる数学宿題の多さにも、参った経験がある。
我が娘の高校生時代の特徴として、やることはちゃんとできるのだが時間がかかる、との事情を抱えていた。(幼き頃よりの「発達障害」が未だ解決していない時期だったが。)
若き独身女子数学教師が、日々娘に提出してくる数学計算問題の多さに辟易としつつ。
とにかく娘の健康を最優先課題と考慮し、睡眠時間を確保してやることを最優先する結果として。 私がすべての計算問題に解答したものを、娘のノートに写させるとの手段に出たものだ。
これ、実はその後娘の高校1年生終了まで日々続いた! (数学得意な私にとってはなんてことはないのだが。) 横で解答を必死でノートに写す娘の健気な姿を今尚忘れることは無い…
ただ その甲斐があったのか、我が娘は中3時点で「数検3級」をゲットしてくれるに至った。
最後に、現在の世の学校の先生達に物申したいが。
学校の宿題に家庭の家族を巻き込むとの手段は、如何なものか??
特に今時、各家庭の形態(あり方)が大いに複雑化していることを理解した上での措置なのか!?!?
親が確実に子どもの学校の手伝いを出来る時代は、既に終焉しているのではあるまいか???
その発想の下に、学校教員は児童生徒に対する宿題の出し方を工夫して欲しいものである。