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政権交代はあるのか?    落石

2008年02月20日 09時27分45秒 | 国内政治・経済・社会問題
次回の総選挙で政権交代はあるのか?

争点の一つは、自由競争か?公平か?

経済のシステムを自由競争の市場原理にまかせるのか?
教育、福祉など弱者救済という公平なシステムを確保するのか?
しかし、これは二者択一という問題ではなく、解決不能な問題。

もう一つ大きな争点。
経済発展(便利な社会)と環境破壊。これも解決不能。
これは争点としては目だってはいないが、
いずれ大きな課題になってくる問題。

ふたつとも、現在のシステムでは解決不能。
どうバランスをとっていくのか?というバランス感覚が問われる。

これについては自民党も民主党も、その時の情勢によって変わる。
大きな差はない。

しかし2大政党が「健全」なら、政権交代によってバランスをとる。
そういう時代になっている。客観的に2大政党が機能しやすい時代。

では、自民党と民主党の差は、どこにあるのか?
どうあれば良いのか?

    

政治は資源の再分配。簡単にいえば税金をどう使うのか?
これが選挙の争点。

この半世紀、権力をにぎってきたものに有利な仕組みが出来上がっている。
自民党・官僚・経済界の三位一体構造が、税金を自分たちに有利に使ってきた。

これを肌で感じた国民は、自民党をぶっ潰すと叫んだ小泉改革に
圧倒的な支持を与えた。
しかし5年に及ぶ小泉さんの市場経済優先政策には、反感を持ち、
参院選挙で自民党にNOを突きつけた。

民主党は、政権交代に成功するのか?
そういうシステムを考えているのか?
知事との道路財源問題では、菅さんの意見はいま一つ切れ味が悪かった。
自民党より、バランスのとれたシステムを構想できるのか?

国民は、その点では、まだ十分な信認を与えていない。
ここは一番、政権が交代することによって、
いままでより、キレイな政治が行われるのでは?
そういう期待が国民の間に大きくなっているように思われる。

小泉新党が登場するかどうかは、その辺りの見極めを、
小泉さんがどう判断するのか?
しかし痛みを伴った改革路線を国民は支持するだろうか?
どんな新しいお面をつけて再登場するのか?

国民の器量に相当する政治文化しかありえない。
国民の器にあった政治が誕生しかかっている。
次回の総選挙は、じつにオモシロイ。

   

一番可能性が高いのは、決着がつかない結果となること。
この場合は大連立が再浮上するのでしょうか?

昨日より良い明日はない(ポルトガルの格言)?


この政治文化、多くのシナリオを官僚が書いてきた。
いま官僚層は、どんなシナリオを構想しているのかな?



 





コメント (2)
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