九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

そこのけ、そこのけ              ねこのQちゃん

2008年02月27日 21時21分41秒 | 時事問題
 わずか7トンの父子舟に襲いかかって、真っ二つにしてしまった海自の暴挙。
航行する船舶で混雑する浦賀水道へ入るというのに、自動操舵に任せていたという傲慢さ。許せません。

 いま一つ、情けないのは、マスコミに度々登場する「そこのけそこのけ」という表現。

この日本語は本来、邪魔者は蹴散らすという、容赦のない意味に使われてきたものでしょうか。

「雀の子そこのけそこのけお馬が通る」と呼びかけた一茶。危険と見れば人々は、虫にも小動物にも、そう声をかけてきました。

言葉の持つ、優しく、温かな語感を、取り返しのつかないものにしてしまった罪。これは大罪です。

 しかしまあこの国では昔から偉いかたはそこのけ、そこのけがまかり通ってきましたね。大名行列しかり、御料車しかりですね。

  ・ 雀の子足音にまだ気付かずに  北村貞子

  ・ 雀の子道の半ばに出て飛べり  星野恒彦

  ・ 吹く風を怖れずなりし雀の子  成川雅夫
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ブログは楽しく   落石

2008年02月27日 10時23分53秒 | その他
9条問題は、世間の表面から一時、消えています。
関心も高くありません。

こんな時は、ブログの原点に戻って。3つの「た」で。

① たのしく  昨日より良い明日はありません。
        つまり、今が大切。楽しいお話を。
        平和だから、こそ、楽しいことが。

② 体験を   貴重な体験を残しましょう。
        「へえ!」と思った最近の体験も。

③ 互いに   お互いに意見の違いを、無理に認めましょう。


3つの「た」で、行きましょう。

(この3つの「た」は、パクリです。)





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石破さん、シッカリせよ!    落石

2008年02月27日 10時15分42秒 | 時事問題
石破さんは、どうもココロやさしい。
国民の立場に、キッと立てない。
悪いことは悪い。
と、キチンと明言できない。

防衛省というお役所を背負っているという意識が強すぎる。
ここで、自分の未来のことを考えると、強い態度に出られない。
だから揺れる。

政治家は官僚を使う立場。
使われてはダメ。

原則は貫く政治家であれ。


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シドニー滞在記(4) 夫婦合奏披露の初体験  文科系

2008年02月27日 09時00分00秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
 映画でしか見たことがないような、高価そうな内装木材を種々ふんだんに使った「豪邸」で、二十数名のホームパーティーはたけなわである。吹き抜きになった一階と二階との三部屋および二階ベランダにいわゆる三々五々と散りつつその間に適当な行き来もあるという感じで、歓談が続いている。誰も座っていない。立ったままどれかのグループの会話に加わるのが礼儀だと聞いた。「私は楽しいと思うから、参加しているんだよ」と態度で示そうという配慮のように思えて、一人感心しつつ微笑んでいたものである。
 振り返れば全く食欲がなかったらしく、ただ抑え気味にスパークリングワインや好きな赤ワインを飲んでいた。まだこの後に、我々夫婦の合奏披露初体験が控えていたからである。

 連れ合いの日本語教師ボランティア行のためシドニー北方に夫婦で三ヶ月ほど滞在することになって、その一ヶ月近くが過ぎた。しかもギター持参。日本にいる時と同様毎日の練習を止めたくなかったからだが、先生に頼んでちゃんと宿題まで持って来て、毎日欠かさず我ながら熱心に練習していた。連れ合いもフルートを持参している。そんな僕らに、ホームステーの家主から突然の依頼、パーティーで合奏して欲しいというのだ。家主も日本語教師で、その仲間の一人の家で別の仲間の歓送会をするということだった。二人の合奏は練習も含めて初めてだが、「日本の歌」をということもあって引き受けた。以前先生からもらったままになっていたフルート・ギターの合奏用楽譜も持ってきていたし。
 フルートを生かす曲の美しさと、緩急やギター伴奏の多様性など変化に富んだ編曲を目安にして、「さくら」と「浜辺の歌」がすぐに決まった。もちろん高い技術があるわけではないから我々にも弾ける曲というのが大前提だったが、そこはギターの先生が考慮して楽譜を集めてくれたのだろう。そして、和音があるという点でより難しい僕が一日練習しただけですぐに合わせた。楽しく、美しく、なんとかなりそうな感じがした。
 この二つの楽器の組み合わせも良いのだ。いずれも柔らかい音色が美しい楽器同士であり、主として旋律を担当するフルートが大きめの音で、和音とその多様な奏法を特長とするギターが小さめの音、デュエットとしては自然に弾くだけで良かった。こうして準備はまー万全、に近かった。ただ、こんな立派な舞台、多くの人の前とは考えなかっただけだ。 

 誰かの前触れの声で一階の広間に全員が集まり始める。二十数名が輪を作るように座っても、まだその倍以上も余裕があるというような大広間である。すぐに僕らは楽器を出す。自分が早くも汗をかいていると分かって、お気に入りのタオルハンカチを出して拭う。演奏態勢に入っても、恥も外聞もなくこれを続ける。このフェラーのハンカチはむしろ人に見せたいくらいの気に入りようなのだが、拭う行為がまるで失敗の言い訳作りだと、我ながらふっと苦笑いがでた。後で聞いた話だが、度胸も体験も十分と思われた連れ合いの方も、「アルコールは控えてたけどそれでも震えた」ということだった。
 音合わせで時間を稼ぐ。まず僕の楽器だが、こっちはもう精一杯済んでいるのでフリをして、次いで相棒の楽器をギターに合わせる作業に入る。「もう、ちょっと低く」とか口に出していて驚いた。酔いの加減か上がっているのか、上手く音が取れない。行きつ戻りつ何回も指示出ししていると、会場からの声。どうも何人かが、「それくらいでいいよ」と微笑んでいるらしい。
 弾き始めた。指は、いつかの独奏の時のように震えてはいない。出だしを控えめな音にしているなと、自分を意識までできている。よしよし、頭は割りと冴えてるぞ。それに、やっぱりまー美しい。おっとここは強く、リズムも付けて。次は要注意、いつも間違える箇所だ。こんな具合で、二、三のほとんど目立たないようなミスを除いては、無事に弾き切ることができた。大拍手!そうなんだろうな、一応美しいし、ここではエキゾチックな曲だし、儀礼もあるかも知れないけど。

 このあとは飲んだ。帰るのが最後になるまで。だけどやっぱり、デザートさえ食べることはできなかった。
コメント (2)
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