九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

東亜日報より   らくせき

2010年04月03日 16時39分55秒 | Weblog
ヨーロッパ各国に雇用対策を紹介。
イギリスについては、
財政難に苦しんでいる英政府だが、
青年失業問題の解決に向け、
惜しまず政府資金をつぎ込んでいる。
10億ポンド規模での未来雇用基金で、
18歳から24歳までの若者の雇用創出に向け支援を行い、
義務教育を終えた16~17歳の若者らに、
職を紹介する「9月の保証」制度などを実施している。
という。

こども支援も重要だが、優先度からいえば
やはり雇用対策であろう。

失業保険を受給している間に
資格をとろうと学校にいけば、
失業保険が受給できなくなるといった
ナンダこりゃ、といった政策は
改めるべきであろう。



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毎日新聞、大マッチ『ポンプ』開始!  文科系

2010年04月03日 10時34分41秒 | スポーツ
 1日にここで、「毎日新聞の自己批判?」と、与良正男論説委員の政治コラムを笑ったばかりだが、本日今度は、松田喬和専門編集委員の「マッチポンプ」もしくは「ムチに換えてアメ」と来た。ここ数日のこの新聞、急遽「ナシクズシ自己批判、宗旨替え宣言」に及んでいるらしい。
 与良氏の方は「特捜部批判を新聞がタブー視してきたのは事実で」という明け透けかつ自嘲的なほどに正直な反省だが、松田氏の方は「前言の口をきれいにぬぐって」という奴。今度は【「闘う政治家」の兆しも】と、鳩山由紀夫首相の血筋を褒めにかかり始めた。
 馬鹿ジャナイカ。「血筋」なんて今までにも分かっとったことだろうに、何を今さら。それもさんざん「ボンボン」とけなしてきた末に、何の必要があってのことか。マスコミ集中排除政策に関わる、今までは「ムチ」、それで駄目だから今度は「アメ」と、そう観られても仕方なかろう。

 郵政改革案の亀井静香・菅直人対立を裁いて、首相が『亀井案に軍配を上げた』大事件に言及してのことだ。しかも、『事前に(異論を出した国家戦略担当相)仙石氏を説得するなど、手順も踏んだ』とまで持ち上げて、こんな阿諛追従ぶりなのである。
【「サンデー毎日」(6日発売)の「大勲位対談」で中曽根康弘元首相は「鳩山さんは普段は目立ったことはやりませんが、一大事が起きた時は断然、勇気をふるって邁進する」「日ソ交渉に踏み切った祖父、鳩山一郎元首相の血を継いでいる」と、力説する】
 他人の言葉を借りた宗旨替え宣言と、週刊朝日の検察恥部スクープに差を付けられた「サンデー毎日」の宣伝を兼ねてであるにしても、何を今さら亡霊のような人物を持ち出して。しかも誰でも知っている血縁を訳知り顔して語らせるだけ。それも没落自民党の遠因を作った、鷹派大流行・保守マスコミ勃興のキーマンの一人になのである。祖父世代のようないくら古い話が「必要?」であったにせよ、週刊朝日のフリージャーナリスト・上杉隆氏とは、いまや月とスッポン、「時代がかる」もいいところだと思った次第。「毎日」は、良いフリージャーナリストを得て報道の自由領域を広げないと、戦線が狭くなって結局じり貧だと考えるが、どうだろうか。例えば、新聞社としては公明新聞に義理があっても、フリージャーナリストに「強い者に付く公明、今度は民主に秋波、言論弾圧を振り返れば敵が多すぎるのに」などを書かせればよいのだ。サンデー毎日でもできないのか?

 ともあれさてさて、今度は鳩山持ち上げ、次いで、半年前の官僚批判に戻っていくのだろう。自分らの官僚情報垂れ流しはそのままにして。そして、真の狙いはマスコミ集中排除取りやめのお願いなのでもあろうか。「小沢の金」も今までやり過ぎたのに結局敗北した分、トーンが下がるのではないか。自民党は四分五裂、参院選後もほぼ民主の天下が固まるだけのことだろうし、事は急がなければならない。
 「みんなの」なんてのは、一時の泡沫政党と同じだと思う。自民は与謝野など泡沫が増えるたびに、小選挙区制では勝てなくなっていくはずだ。合従連衡が始まるのは必定も、「マスコミ我田引水の下らん世論調査」など、そうたびたびするなよな!
コメント (3)
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アーセナル・バルサ戦を観た  文科系

2010年04月03日 01時00分31秒 | スポーツ
 昨夜行きつけのサッカーバーに注文して、ヨーロッパチャンピオンズリーグ準々決勝のこのゲームを2日遅れの大画面で観てきたので、感想など述べてみたい。この鳴り物入りゲーム、2対2の結果なのだが、双方の監督らが近年希な良いゲームと語っていたことを初めにご紹介しておく。
 適地で0対0とした前半戦終了の段階で、バルセロナ指揮官、ジュゼッペ・ガァルディオラはこう語っていた。
「自分が監督に就任してから最高の45分間だった」(日刊スポーツ)
この自画自賛も、当然のこと。前半のバルサのボール保持率は実に69%! 現在の世界的強豪数が最も多いイングランドでもポゼションサッカーで有名なアーセナル相手に!
 他方、アーセナルのベンゲル監督のゲーム後の感想も、こうだ。
「サッカーの芸術だった。並はずれた試合だった」(毎日新聞、共同通信)
 ベンゲルは「ボールを前へ進める」という攻撃の質という点で、己の選手たちを激賞していたようだ。
 また、アーセナルのセスク・ファブレガス(スペイン代表レギュラー)は膝の故障を押してこのゲームに出場し、全治6週間の負傷を負ったが、その彼でさえ敢行決意した出場に何の後悔もないほど素晴らしいゲームだったと、語っている。
『(バルサ戦への出場について)賭けてみるだけの価値があったと思う。最高の経験だったし、最高の試合だった。僕は生涯忘れないだろう。人生で対決したなかで最強の敵だったよ』(日刊スポーツ)
 名監督二人らがこんな言葉を吐くようなゲームは、歴史に残るような好ゲームと断定して良いだろう。

 さて第1の感想は、バルサのボール保持率の高さ。バルサの通常7割が、このゲーム全体では62%だそうだが、まーもの凄いことだ。アーセナル相手でのこの数字は、特に驚くべき事だと思う。その秘密だが、普通に考えられるポジション取りの良さも世界一なのだろうけど、パススピードの速いこと! また、パスカットの上手いこと! 多分世界1のパススピードでパスカットの練習を毎日しているということだろう。
 このゲーム、バルサの2得点にも、このパススピードが絡んでいることは明らかだ。2得点とも、イブラヒモビッチの抜けだしにパスを合わせたものだが、そのパスももの凄く速かったはず。イブラがまず横に走ってスピードアップを図り、パスが出ると同時に走る角度を急に変えてマーカーを完全に振り切っていた。このクラスの重要ゲームで、同一人物による2得点ともがぬけ出しによるものなんてかなり珍しかろう。イブラのスピードが速く、パスもものすごく速いと推論する理由である。
 現在このクラスのパススピードに日本人で最も近いと思われるドイツの長谷部がこんな内容のことを語っていたのを思い出す。
「ドイツへ行って初めに思ったのが、自分のボールにすぐ敵の足が出てくることと、パススピードの速さ。それに慣れたら今度は、これ。ゴール前に速い縦パスを通せないと攻撃にならないということ。チャンピオンズリーグ予選などでつくづくそう感じた」
 ちなみに現在日本で最も速い縦パスを出せるのがこの長谷部だと、僕は思っている。イブラのように高速助走から正確に得点数を稼ぐ日本人は、短距離なら岡崎慎司、長距離ならば石川直宏だろう。後者は、代表に是非入って欲しい日本では極めて異例な選手である。イブラはと言えば、この両方を兼ねたような選手。しかも、195センチ、95キロの大男であり、現在世界1のチームのトップFWにまさに相応しい。日本人でこれを止めるには、前方に仁王立ちという反則覚悟しか先ずあるまい。それも大怪我を覚悟して。
 
 感想の第2は、アーセナルの攻撃のうまさ。シュート数自身は、バルサが3倍以上と圧倒していたと思うが、ボール保持率の差がこれだけあればこれはまー当然のこと。むしろ、そのバルサに比してアーセナルは、数少ない攻撃が凄く正確だという印象があった。その理由は「敵ゴール周辺での高速組織プレーの上手さ、正確さ」にあると思ったものだ。「数少ない攻撃チャンスでもこれを大事にして、モノにしよう」という習慣、訓練が見えた思いだった。特に速いのが途中出場のウォルコットと、ナスリ、セスクか。特にウォルコットはたしか20歳ぐらいの英国人だから、イングランド代表で歴史に残るエースに育つと思う。その彼が、以下のように語る相手から自分で1得点を返したのだから、凄い自信になったはず。それも0対2で後半途中出場後の3分、そのスピードで相手DFをぶっちぎってあげた得点だったのだから、僕も彼の急成長を心から期待して帰ることができた。
『僕のような成長過程の若手選手にとって、ワールドクラスの選手のプレーを見ることは、非常に重要な経験なんだ。バルセロナのプレーは驚くほどすごかった。まるで誰かがプレステ3のコントローラーを持って動かしているかのようだったよ』
 このウォルコット、ワールドカップ南ア大会でイングランドの救世主になるような気がする。イングランド代表監督のファッビオ・カペッロ(イタリア人、ヒデがローマにいたときの、そのローマのセリエA優勝監督)もこのゲームを見に会場に来ていたことだし。

 感想の第3は、アーセナルのゴールキーパー、アルムニアの超人的技術、反射神経。彼がキーパーでなかったら、もう2得点は入っていたと思う。彼があんな名キーパーだったとは、初めて観たような思いがする。きっとバルサの選手も、そう思ったことだろう。
 
 最後の感想がこれ。双方の監督が「歴史的ゲーム」のように総括してみせたこんなゲームを観られて、実に幸せなことだった。
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