誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、山・あ・る・記: 冠山438m-日向実郷町

2013-03-26 22:08:08 | 山歩き
 
冠山438m(北峰408m・南峰438m・宮ヶ原岳457m)

 雨予報が転じて山日和となり、山さくら鑑賞の冠山登山となった。
たまには、正面登山口から教科書ルートを北峰~南峰~日の丸展望台の周回とスタートに向かった
が、登山口に1歩踏み込んだ途端に、出かけの気持ちは何処へやら中尾根、槍岩ルートへと心変わりしていた。
山に入ってすぐ、足元に白いものが眼を誘い、腰を屈めて覗くと可愛らしい『サツマイナモリ』

 冠山の名物?TKさんの置き土産に、ウンザリしながら中尾根へとゆっくり登る

こんなにたくさんは要らないよ~ --;
ここだけで、10本のテープがありました。
 時を過ぎたイワザクラの咲き残りや山ザクラを見ながら、突然現れた荒々しい槍岩に這い上がる
          
槍岩を乗り越えて北峰直登ルートに出会うと、たくさんのイワツツジとミツバツツジが出迎えてくれた。
又一方の南峰の尾根直登ルートは、今が盛りの山ザクラが緑の山肌をほんのり白く染めていた。
   

         
         
 北峰へグングン登ると、右側が垂直の絶壁となり、眼下を覗き見ると耳川の蛇行が目に映った。
しかし、此処から見えるはずの『わが町の行縢山』は、生憎と雲天と黄砂かPM2.5に霞んで見えなかった。
登山口から40分、ますます切り開かれ無残な姿に変わりつつある冠山北峰408mに到着する。
   
 北峰から一旦鞍部の十字路に下り、直進して杉林を登り返すと、冠山南峰に到着する
山頂は全く展望がない、ちょっと登山道を外れて南に足を延ばすと一枚岩の百畳敷の絶景がある。

 登山道に戻って山頂から尾根伝いに歩き、日の丸展望台の案内板から急降下で下っていくと
2/11の建国記念日に架け替えられた、まだ新しき日の丸の国旗が風に揺れていた。
日の丸展望台からは、東郷の町並みと耳川の蛇行が見られ、グランドから子供の声が聞こえた。
    
 ここで、コーヒーを飲みながら食事をと予定していたが、お腹なの虫は爆睡中の様子
下山予定ルートを『宮ヶ原岳・隠田~東登山口』に変更して、日の丸展望台からに西面をトラバース
イマイチの権現山はパスして、杉林を抜けて鞍部へ近道、鞍部から2度3度のアップダウンで宮ヶ原岳
    
 宮ヶ原岳、11:30まだまだ空腹を覚えず、山ザクラを見ながら尾根伝いに歩き『隠田』の湿原へ下る
秋は、アケビの宝庫で、お花畑でもある『隠田』も、今はただ『鹿の遊び場』で寄る気にもならずパス
 隠田から、二段滝、樋口滝と、冠山の危険帯を慎重に下る。
        
         二段滝
 樋口滝は水量が少なく降り注ぐ水飛沫もなく、滝壺と呼べる溜まりも見られなかった。
        
         ”懺悔?”滝打たれ!
 2つの滝を通り過ぎると、東登山口まで数分でつく
入山から、下山口まで、これでもかと付けられた目印の赤テープには些か興冷め山歩き
東登山口から舗装された熊山林道をテクテク歩く事、15分で正面登山口に戻る。
正面登山口横の広場で、賑やかに山歩きされていた2人のお嬢様!、なんと『宮崎のOさん』だった。

 正面登山口、12:05折角持ってきたお山のランチ、食べずに帰られようか
毎度おなじみの、おにぎりと坦々面のランチに舌堤をうち、本日の山歩きの幕を閉じた。
    
        今年もたくさん実を付けてね~
    
        何お花だろう~?
    
        クリスマスリースシーズンに来ますね♪
>
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする