中秋の名月、十五夜でした。
田舎(子供の頃)を思い出して、十五夜を祝ってみることにしました。
ソウケ(竹編み篭)に農作物と秋の花を飾ります。
田舎では、箕という竹の篭を使っていました。
箕は、竹で作ってあり三角形の形で穀物の実とゴミを選り分けるのに使っていました。
使い方には技術があって、穀物の実とゴミを別けられるには熟練の技が必要です。
農作物は、サツマイモ,栗,カボチャ,落花生,ゴーヤ,ミニトマトとしました。
秋の花は、ススキ,栗,ハギを差して飾ってみました。
田舎の家では、縁側に飾ってその横にお菓子を小袋に入れて置いてありました。
近所(結構離れた近所)の子供が夜にやってきて、(こんばんは~)と声を掛けて
菓子袋を貰っていくのでした。
夕方になると大人も子供も集落の中心にある水神様の広場に集まってきて
大人は焼酎を飲みながら相撲大会やカズラで作ったロープで綱引きを楽しんだものでした。
昭和39年のオリンピックを境に、テレビが普及して集落が集う祭事も廃れてしまいました。
月見しながら、アウトドアで食事を愉しみます。
メニューは、和食が良いと『天麩羅』にしました。(具材は全て、自家精の野菜達)
栗オハギも登場(カミさんがせっせと作ってくれました。感謝です。)
昨日収穫した、サツマイモを蒸かしてみました。
良い具合に月が昇ってきてくれました。
昔を思い出しながら、お月さんを見上げて飲むビール&焼酎が美味い