大向こう受けを狙って奇をてらった行動をするのと、目立たない地味な努力をコチコツと積んでいくやり方とでは、果たしてどちらが好ましいでしょうか。
これは生き方の問題でもありますので、一概には言えないかもしれません。
人生とは、何かの方程式を解くようなやり方で前に進んでいけば自然と答えに到達できるというような、そんな単純なものではありません。
勉強するということも、これは人生の一部ですから、同じことが言えます。
ここでは、「これをやれば確実にモノになる(成績や点数が上がる、の意)」はありません。
やっただけの成果がそのとおりに出るものではありません。
でも、逆なら言えます。
すなわち「やらなければ大抵出来るようにはならない」です。
こう考えると、こと勉強にかんしてのみ言えば、やっぱり「地道な努力派」であることが大切であるし、結果的にはこれが最も効果的であると私は思います。
あとは、まだ分別のない子供たちに、いかにしてこれを分かりやすく伝えるかだと思います。
ACSでは、折に触れ、こういった話の機会を設けて子供たちと接しています。