「勉強の仕方が分からない」という人に限って教科書すらマトモに読み込んでいない、ということを以前ここで書きました。
あれから数ヶ月、いまだにそういう人の行動傾向は変わっていないように私には見受けられます。
塾で行う面談では、今はもう中学生相手に、まるで幼い子供を相手にするかのような細かい勉強の仕方をコーチすることが少なくありません。そう、今や「手ほどき」といってもよいようなコーチングです。
そこでは、科目をどう分けて、或いは優先順位をつけて勉強するか、演習と暗記をどう分けるか、どれくらいの量をこなせばよいか、反復の仕方はどうか、保護者の関与の仕方をどうするか、子供部屋でやらせるのがよい、それとも親の目の届くところでやらせるのが良いか、などなど、数え上げたらそれこそきりがありません。
初めのうちは、こうしたコーチングに接して「え~、そこまでやるの~」と言っていますが、なんだかんだいいながらも、これらの一部でも受け入れてこれを生活の中に導入して暫く続けていくことで、次第に学習理解が高まっていくことを実感するに連れ、その効果を認めざるを得なくなります。
そうなるまでは人によって時間的な差がありますが、それでも暫く我慢して続ければ大抵はその域に達せます。
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