反マニュアル宣言

2010-10-09 18:29:56 | 日記

世には「マニュアル世代」「マニュアル人間」が蔓延っています。

自分の頭で考え、試行錯誤しながら前に進んでいくことに進歩と成長がある筈なのに、そういう努力と苦労は避けて、安直な方法に走る。そういうタイプです。

 マニュアルを求めること自体は悪いことではありません。

それを手に入れることで効率的な行動が可能になることも少なくありません。

問題は、目先の方法論だけで物事を進めて行って、そしてライト感覚な達成感で終わってそれでよしとしてしまう思考です。

そういう人が失敗する理由の多くは、そこで見つけた(気になった)マニュアルの法則を絶対のものとしてしまい、そこに何の疑問も抱かないという行動パターンにあります。

 疑問を抱かないのですから、何の工夫もしないわけで、これではただ上っ面をマニュアルでなぞっているだけですよね。

そういえば、「愚か者はすぐに何かについて法則を見出した気になって、それがそのまま行動の指針になってしまう」というような賢人の言葉を本で読んだことがあります。

マニュアルに頼るということは、そういう危険を常に背負うリスクでもあるということを覚えておいた方がよいのかもしれませんね。

 

 

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提出物完遂に向けて

2010-10-09 10:31:44 | 日記

学校から渡される通信簿に書かれた評価の言葉は、いわば「学校用語」の典型のようです。

前期の成績表(通信簿)を渡されて、これを教室に持参した生徒が、「先生、これどういう意味?」と尋ねてきます。

 特に多いのが「関心・意欲・態度」あたりでしょうか。

これには様々な見方や解説の仕方があるでしょうが、最も端的に言い当てたのが「提出物」とは、現役の先生が直接私に言った言葉です。

提出物とは、必ずしも宿題がすべてではありません。

ノートの作成や、テスト直しの結果表のようなものまで幅広く指示されたものの全体を指して、これを期日までに出しなさいというのが「提出物」です。

多くの生徒は、これがどれだけ重要かということを、それこそしつこいほどいうのですが、それでもなかなか言葉の通りには受け止めてくれなくて、10回の提出物を10回全部完璧に仕上げて期日内に出す生徒の数は少ないようです。

 これはいかにも勿体無いことで、このことが自らの評価(成績)を引き下げてしまうのだということを、通信簿を見た初めて実感するという愚をこれまで何度見てきたことでしょうか。

ということで、ACSでは、後期からこの提出物管理(作成から提出まで)を徹底してまいります。

 

 

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