学習計画を立ててこれを遂行していく過程で感じることに、「木を見て森を見ず」という事に対する警戒感を常に持つことの重要性があります。
勉強、或いは学習するという事については、ミクロに入っていけば、限りなくどこまでも細部へと踏み込んでいくことが出来、実際それで訳が分からなくなってしまう子もいます。
細かい部分に入ってこれを究めていくこと、それ自体は一つの方法ですが、しかし、それで満足していては当然ダメですよね。
これの弊害は、得意科目とそうでない科目との垣根を大きなものとしてしまうことです。
好きな科目は、好きであるだけどこまでも、あるいはいつまでもやっていられますが、そうでない科目はなかなか敷居が高くて、ペンを執ることさえ億劫になりがちです。
そこで、学習計画を立てる際には、目標を短期・中期・長期に分けて、そこに科目や単元をバランスよく配置して複数のものを同時並行的に行っていかれるようなものにすることが大切な鍵になります。