真剣勝負とは

2011-05-03 20:24:10 | 学習塾・勉強の仕方

このところ、定期テストに関することをよく書いています。

 

ところで、テスト対策に当たって、生徒達にこう言います。

「テスト対策の目的は、頑張って70点取ろう80点目指そう、

じゃないからね。目指すのはあくまで満点。満点目指してやる

のがテスト対策だから、各自そのつもりで臨むように。根性入

れてかかって下さいね」

 

何につけてもそうですが、ある目標を掲げてそれに向かって努

力するのであれば、そこでは最高の結果を目指した努力が必要

であって、例えばテストなどで、最初から70点目指して勉強

するような中途半端なやり方をしたのでは、50点は取れるこ

とはあるかもしれませんが、まず間違っても満天は取れません。

 

目標を目指すというのはそういうことです。

 

ですから、ACSアカデミーで行うテスト対策では、時にはレギュ

ラー授業とは比較にならない厳しさがあります。

 

随分前ですが、ある講師がこんなことを言ったことがあります。

 

「今度のテストですか?そうですね、上手くいけば80点くら

いは行かれるのではないでしょうか」

 

そのとき、テストまでは3週間の日数がありました。

3週間の日数がありながら、今目の前に座って授業を受けている

生徒の目標点数を「よくて80点」などといって、これを疑問に

も思わない講師は不要です。

 

私は即その日のうちにこの講師の誤った考え方をきつく指導し、

直ちにその考え方とやり方を抜本的に改めるのでなければ講師の

職を退いてもらうことを通告しました。

 

テストというのは、一回ずつが真剣勝負です。

この結果が、これを受ける生徒たちの成績、もっといえば将来に

大きく影響してきます。

「やったけれどうまくいかなかった」というのは、現象としては

あるかもしれませんが、そのテストを受けるそのときまでは、そ

のような甘い考え方は1ミリたりとも許されません。

 

 


 

 

ACSアカデミー個別指導はこちらから

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする