文章を書けないあなたへ

2011-05-10 19:13:56 | 学習塾・勉強の仕方

市内の中堅進学高に通う2年生の女子生徒から悲痛な電話がありました。

 

3日のうちに相当量の作文(というよりも、論文)提出の課題が出されたとのことで、これが今期の成績に結構響くのだとか。

 

「そう。だったら頑張って書き上げなさい」と言ったところ、それが簡単に出来れば苦労しないと言います。

 

彼女に限らず、今時の子供たちの多くはえてして文章を書くのが苦手です。

というか、普段から文章を書く癖がありません。

 

今は手紙など書かず、主語も修飾語も無いケータイメールで用事を済ませますし、ゲームをする時間はあっても読書する時間を作るのには全く関心がないのか、一年間に1冊も読まないと自慢げに話す子すらいます。

 

しかし、そんな状態でこの先ずっとやっていかれるはずも無いこともまた明白です。

学校の国語テストでは、年を追うごとに自分の言葉で書かせる形式の問題が出されるようになりましたし、夏休みの課題では、時事問題に関する論文や読書感想文などが定番となりました。

 

大学受験においても、AO入試や自由選抜入試での論文作成は必須ですが、これらはいずれも一朝一夕に身につくものではありませんよね。

 

そこで、ACSアカデミーでは、作文・論文が苦手な生徒の平素からの力の養成を図るための定期講座を開いています。

 

誤解して頂きたくないのは、「作文なんて、日本人ならその気にさえなれば誰でもすぐにできるようになりますよね」などと思うことです。

 

これは、全くもって根拠の無い楽観論であって、その証拠に、そういってのけて自然に作文・論文作成力が身についた例はありません。

 

国語に限らず、語学の要諦は「読み」「書き」「聞き」「話す」です。

 

「読み」(正式には読解力)もまたしっかりとした理論の裏づけ無しにその力が上がることはありませんが、こちらの方も、これに関して真剣な危機意識をお持ちの保護者の方が、このための授業を受けさせにお子さんを通わせておられ、回数を重ねるのに比例して着実に力が身についてきています。

 

でも、作文・論文の力はこれとは別であって、位置から積み上げていくべきものです。

そして、繰り返しますが、これに定着には一定の時間が必ず必要になります。

 

ということで、今から先を見越して力をつけて行きたい、そうすべきだとお考えになる方のお申込みを目下受付中です。


 

 

 

 

 

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