ACSアカデミーのサイトトップページには「先を急ぎません」という文字が書かれています。
これは、そのままの意味で捉えてください。
つまり
● わかるまでじっくり同じ単元にとどまって質問を受け
↓
● 疑問箇所の考え方や解法を解説し、類似問題を解いて
↓
● 生徒本人と指導講師の両方の中で確実に理解できたと判断する
というプロセスを経てから出なければ先の単元には進まない、という原則を述べたものです。
もちろん、だからといって時間は無尽蔵にはありませんから、上に書いた「類似問題を解く」のくだりは、授業前に早く来てこれをやったり、あるいは居残り学習の中でこれをやってもらうというような工夫を併用します。その際にも、一人黙々とではなく、豊富な学習ソフト(Active Study Trainer)機能を満載したPCを駆使して行うことがいつでも可能な体制になっています。
「先を急ぎません」とうのは、また他の意味も込められています。
それは、ACSアカデミーが個別指導型の学習塾であるところに起因します。
集団式の塾で行う授業では、その性質上多くが一斉授業になります(ときには、講師1名対生徒10名もしくはそれ以上の人数であっても尚個別を標榜するところもあるようですが、それは論外です)。
そして、そうした一斉授業のスタイルでは、全体の進行を考えればどうしたって時間の制約が前面に出てきますから、あるところで一旦切ってその単元は終了し、先の単元に進まなければなりません。
個別指導のスタイルに忠実な塾であれば、こういうことがありません。「先を急ぎません」という意味がここにあります。