最近、子供たちが勉強している姿を見て、少々気になることがあります。
それは、子供たちの勉強道具、それも基本的な筆記用具についてです。
ある子は、パンパンに膨れ上がった筆箱に目いっぱい詰め込んだカラフルな色のペンが目立ちますが、よく見ていると、ただいろ尾w揃えているだけで大して勉強に役立っているとは思えません。
またある子は、3センチくらいに短くなった鉛筆1本だけ。
その鉛筆も、文字を書くにはHBのものが普通かと思っていましたが、2Bの、しかも先が丸まった物しか持っていなくて、君はそれでスケッチでもするつもりかとツッコミを入れたくなることもあります。
消しゴムを持っていない子も珍しくなく、分度器やコンパスに至っては持ってきている子を探す方が大変なくらいです。
そして、問題はそこにあるのではなく、そういう子に限って勉強が苦手であるという相関関係を感じ取れることにあります。
逆に、これははっきりと断言できますが、そういった筆記用具をしっかり小奇麗に揃えている子は、やはり勉強に臨む姿勢が出来ているといえますから、おしなべてテストの点数や成績にもそれらが反映されています。
子供たちには機会あるごとに筆記用具を揃えてくることの大切さを訴えてはいますが、可能な限り保護者の方もそういうことに目を向けてアシストして頂けたらと思う次第です。