たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

ちひろ美術館_『わたしのアンデルセン』

2017年11月09日 19時44分49秒 | いわさきちひろさん
2017年5月9日(火)に訪れたいわさきちひろ美術館の写真をようやくアップ。

記事は当日書いていますのでよろしかったらこちらよりお読みください。

http://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/preview?eid=69e0032cd5e0d5c11d8c5b18aa036e46&&t=17773274855a0426a62c88f?0.10950916959921386


 新緑の季節でしたね。契約どおり4か月間の業務を終えて次の居場所をさがそうとしているところでした。目まぐるしくって記憶の中から遠ざかっていたことが、こうしてブログを読み返すことであざやかによみがえってきます。その時にしか書けない備忘録。

 この時から半年を経て、来週から今年3か所めの職場。大元は同じで、想定外に国家資格を持っていることで経験することとなった業務からの流れ、全く知らないところで知らないことをやるわけではないですが、細かいところでやり方が違うだろうしまた人の名前と顔を覚えていかなければなりません。今年に入ってどれだけの新しい場所、新しい人と出会ってきたのか、短期間で目まぐるしく変わり、内容が濃すぎてわけわからんです。まだ今年のことだったのか、なんかもう少し前のことのような気がしますがまだ今年のこと。

 また新しい出会いへと踏み出していくエネルギーが自分の中のどこにあるんだろうと思いますが、踏み出していかなければなりません。こんな夜型生活していて、あのちっそくしそうな掃きだめみたいなマンションでから、まずは初日の朝、間に合うように出られるかなあ。きんちょう。

 無事一年をやりきれたとしてその後はどうなるのだろう。家賃を払っているのでこうして間があくのは大変。マンションの契約更新がくるし、憂いばかりで考えこみ始めると不安だらけ。明日のことは誰にもわからないので、今できることを誠実にひとつひとつやっていくしかないと言い聞かせます。

 デパートやカフェはすでにクリスマス狂騒曲がはじまっておりなんとおめでたく平和なことかという感じですが、世の中を見渡してみると不安、恐怖、怒り、憎しみ、悲しみに満ちあふれていてつらくなります。おかなしことばっかりだし、東京オリンピックなんてやっている場合ではないし、この先どうなっていくのだろうと不安の波ばかりが押し寄せてきます。でも楽しかったり、嬉しかったり、幸せだったりすることもまた満ちあふれていると信じたいです。

 弱い立場の人間に怒りと悔しさのマグマを沈殿させただけで、なんら意味のあることを生まなかった争いの傷から、ようやくここまで立ち直ってくることができました。怒りや憎しみから解き放たれて、これからはできるだけ幸せオーラにあふれる出会いを求めていきたいと素直に思えるようになりました。怒りや憎しみが自分の中に渦巻いているのは、自分で自分の怒りや憎しみを喰って生きていたようなところがあって今思い返してみるとつらかったですね。色々と学ぶことがありましたが解き放たれていきたいです。カウンセラーの先生が「人助けの仕事は幸せがめぐってきますよ」とメールに返信をくださいました。なかなか人助けをしているという実感はもちにくい仕事だいうことがもうわかっていますが、少しは人の役に立つこともあるかもしれないし、やれることをやれるだけ。

 「幸せになっていいんだよ」(『ハンナのお花屋さん』Byクリス、ハンドルネームはアンデルセン)。












炊き込みご飯と薬膳スープのランチをいただきました。
お茶はがまんしましたね。




ちひろさんが愛したお庭








帰り際はやはり立ち去りがたくなんども振り返りました。




 ちひろさんが願い続けた「世界中の子どもたちが幸せでありますように」という声が世界中に届きますようにと心から祈ります。



にんぎょひめ (いわさきちひろの絵本)
クリエーター情報なし
偕成社