たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

朝日新聞デジタルより_「予約の取れない老舗仏料理店に急な幕切れ」

2020年04月21日 11時29分52秒 | 気になるニュースあれこれ
https://digital.asahi.com/articles/ASN4N000TN4KUTIL02B.html?iref=com_alist_8_08
「有料会員限定記事 新型コロナウイルス
平山亜理
2020年4月20日 10時00分
東京・吉祥寺の井の頭公園に面した老舗フランス料理店「芙葉亭(ふようてい)」(東京都武蔵野市)が、5月で33年の歴史に幕を閉じる。一戸建てを改装したおしゃれな内装が評判で、プロポーズや結婚式に利用する人も多かったが、新型コロナウイルスの影響で急きょ閉店を決めたという。オーナー中山葉子さん(62)は「こんな形での幕切れでお客さまに申し訳ない」と話している。」

 宝塚大劇場周辺の飲食店がきびしい状況になっているというツィートもいくつか。雇用調整助成金という支援制度があるようですが使える制度ではないでしょうか。あるいは申請主義で広報が不十分なので制度があること自体を知らないままということなのでしょうか・・・。

 7月以降の公演スケジュールの組み直し、劇団が先の見通しをきめていくのは相当むずかしい状況だと思います。また宝塚大劇場に遠征できる機会にめぐまれたとき、はなのみち周辺の景色は変わってしまっているのかもしれません。心配です。自分の先行きも全くわからない状況ですがネットでささやかにできるところで課金、回していかなければと思います。

「@Iam_osumania
先日、花のみちセルカのサラズカウントを訪ねてハンバーガーを購入したところ、25日で閉店という衝撃の事実が…‼︎
宝塚が劇場閉鎖して約50日、周辺店への影響の大きさを思い知った。地元民として出来る何かを、と思い毎週末三密を避けつつ色々テイクアウトしてるけど、何か他に出来る事ないかな…」

「@pgSXqgIvnSvSSsX
宝塚大劇場が公演休演して50日が過ぎました
それで、劇場周りの飲食店は、瀕死の状態です
廃業の店が続出しているのに、宝塚市は何の発信も無いです
皆さんのお力をお願いいたします
宝塚市に困窮している事を
宝塚市に言ってほしいのです
宜しくお願いします」


「@suu1234momo
「さきめし」というサイトがあって、今は行けないけど収束したら食べる分先払いするねってコンセプトなのだけど、そういう支援をしたい。ムラのお店、支えたいファンは多いはず。(でもそれと、行政の支援は別だ。行政は行政として、きちんと支援策を打つべき。)」











『Anne of Green Gables』より_Motto

2020年04月21日 08時27分29秒 | 『赤毛のアン』
「The good stars met in your horoscope,

Made you of spirit and fire and dew.


BROWNING

あなたは良き星のもとに生まれ

精と火と露より創られた 
 

           ブラウニング

 19世紀イギリスの詩人ロバート・ブラウニングRobert Browningが書いた短い詩「エヴリン・ホープ」からの引用です。

モンゴメリは「赤毛のアン」の冒頭に、この2行を題字mottoとして掲げています。

前半は、The good stars met in your horescope,

直訳すると「あなたのホロスコープに良い星たちが集まり」。ホロスコープは星占いで使う占星図です。「あなたは良き星のもとに生まれ」と訳します。

後半は、Made you of spirit and fire and dew.「あなたは、精神と火と露より創られた」

「精と火と露」は英文学では次のような意味があります。「精」spiritは豊かな精神、「火」fireは情熱、活気、熱意、「露」dewは朝露のような純真さ、みずみずしさ、さわやかさ、です。

そこで後半は、「あなたは豊かな精神と情熱と純真さから創られた」という意味です。

もともとのブラウニングの詩では、エブリン・ホープという16歳の少女を描写した2行です。しかし『赤毛のアン』の題字としての意味は、主人公アンの未来と人となりについて、これから読んでいく読者に、象徴的に伝える役割を果たしています。

つまり、前半の「あなたは良き星のもとに生まれ」はアンの未来の幸福の予感、そして後半は、主人公の豊かな内面性を表現しています。」

(『3カ月トピック英会話ー『赤毛のアン』への旅』2008年テキストより)