
宙組『追憶のバルセロナ』-ナウオンステージより
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/4cfd2c0b4eac1c793cdd83338a7c276a
真風;生の感覚がお稽古でもっともっとぶつかり合ってお見せできるようにがんばっていますけ
ど、どうです?ずんちゃん、ロマ。
桜木:みなさまとはまた違った雰囲気をこのグループで出していけたらいいなと思うんですけ
ど、正塚先生のお芝居ってがんばることをがんばらないというか、やろうとしてしまう
とちぐはぐになってしまう感じとかがあるので、そこに自分がどういれるかとか毎回
毎回ある意味緊張感がある、その空気感を丁寧につくらないといけないなとすごく
感じている。ロマの人たちの説明がしないけど体から出てくるような生き様を、
フランシスコに影響されてっていう流れをグループでつくれたらいいなと思って
稽古している。
真風:彼女らしき人もいるしね。
芹香:なんで最後荷物とるの?
桜木:プッとしてるから、もってあげようと思った。
芹香:正塚先生っぽいよね。
真風:罪な男だね、ほんと。
桜木:先生の示してくださるお手本の感覚をなるべく自分の中にとりいれなきゃと思って、
いい男を演じられるように。
真風:正塚先生がやっているロベルトもまたいいよね。
桜木:初演の映像をみたとき最初の椅子にシーンの印象がすごくて、印象に残りやすいので
それだけにおさまらないように一人一人の生き様をナンバー中にみせられたらいいなと
思う。芝居中はナチュラルにやっていても間とか最後に向かって熱くなっていく感じと
か、ポジション、バランスが絶妙なんですけどそこにいけたらいいなって。
真風:自分の国はとかっていう感覚は、ふだんのわたしたちにはそこまでの感情がないので
ロマの人たちのまっすぐな生き方、地に足がついて感情をそのまま出すところにかなり
一年間で(フランシスコは)影響をうけている。
どう衝撃的?
華妃;わたし自身がまだ独り身でいたらフランシスコ自身もきっと黒い風になっていないん
じゃないかと思ったり、なっていたとしてもわたしがいるのでそんなに活躍できないんじゃ
ないかと思う部分もあるので、アントニオとこうなってしまったからという結末もあるし、
先日芹香さんともお話させていただいんですけど、フランシスコが戦争に行ってから戻って
こなくなってしまって、次に出てくるのがすぐに(アントニオと)抱き合っているシーンなの
でその部分を誤解されないように、愛の方向性をきちんとお伝えしないとなっていうところ
がすごくむずかしい。
真風:けっこう時間経過が早い、次の場面では前のシーンからずいぶん心境が変わっているみ
たいなシーンが意外と多いから、通しをやっていて気づくこととかそのあと冷静にみて
ここはもっと自分の中で時間の経過を感じなきゃっていうところも見えてきた。その分
最初のベースメントのそれぞれの役の濃さみたいなものをさらに深めていけると・・。
************
-司会の華陽子ちゃん、立ち回りもすごく多いということですが。
真風:けっこう立ち回っている。
芹香:わたしが衝撃的だったのは正塚先生が立ち回りをつけるんだ、殺陣の先生じゃないんだ、
サーベルを持ち出した!あれー、立ち回っている!みたいな衝撃が稽古場ですごかった。
真風:でもわかりやすくてね、その作品をつくった先生だからつけれる立ち回りの流れ感と
いうのはあるよね。
芹香:感動的。
桜木:立ち稽古の延長で手の動きがつきだす。
芹香:そう!
真風:新しんですよ、こういうのね。普段はお芝居とは別に立ち回りの先生に入っていただい
て、そういう日をもうけて、そこでお芝居と立ち回りの消化を自分たちでしていく。
お芝居しながら剣も振り回すということがすごくある。
(まどかちゃんに)ブンブン振ってね。
星風:剣をもつの初めてではないと思うので、そういうふうにならないように、この場を
なんとかしなきゃっていう魂の、勇気を振り絞ってのことだと思うのでうかうかしては
いられない。
真風:わたしもそうだよ、いきなり大暴れしだす。
桜木:いきなり、おおって。
真風:(ロベルトは)飛び蹴り、けっこう激しめなシーンも注目してほしい。
宝塚の世界にリアルを持ち込んだ1990年代、2000年代の正塚作品『二人だけの戦場』『FAKELOVE』『バロンの末裔』『Crossroad』『銀の狼』『デパートメント・ストア』、
今の自分でもう一度観てみたい。オンデマンド配信でいつか出会えますように・・・。
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/4cfd2c0b4eac1c793cdd83338a7c276a
真風;生の感覚がお稽古でもっともっとぶつかり合ってお見せできるようにがんばっていますけ
ど、どうです?ずんちゃん、ロマ。
桜木:みなさまとはまた違った雰囲気をこのグループで出していけたらいいなと思うんですけ
ど、正塚先生のお芝居ってがんばることをがんばらないというか、やろうとしてしまう
とちぐはぐになってしまう感じとかがあるので、そこに自分がどういれるかとか毎回
毎回ある意味緊張感がある、その空気感を丁寧につくらないといけないなとすごく
感じている。ロマの人たちの説明がしないけど体から出てくるような生き様を、
フランシスコに影響されてっていう流れをグループでつくれたらいいなと思って
稽古している。
真風:彼女らしき人もいるしね。
芹香:なんで最後荷物とるの?
桜木:プッとしてるから、もってあげようと思った。
芹香:正塚先生っぽいよね。
真風:罪な男だね、ほんと。
桜木:先生の示してくださるお手本の感覚をなるべく自分の中にとりいれなきゃと思って、
いい男を演じられるように。
真風:正塚先生がやっているロベルトもまたいいよね。
桜木:初演の映像をみたとき最初の椅子にシーンの印象がすごくて、印象に残りやすいので
それだけにおさまらないように一人一人の生き様をナンバー中にみせられたらいいなと
思う。芝居中はナチュラルにやっていても間とか最後に向かって熱くなっていく感じと
か、ポジション、バランスが絶妙なんですけどそこにいけたらいいなって。
真風:自分の国はとかっていう感覚は、ふだんのわたしたちにはそこまでの感情がないので
ロマの人たちのまっすぐな生き方、地に足がついて感情をそのまま出すところにかなり
一年間で(フランシスコは)影響をうけている。
どう衝撃的?
華妃;わたし自身がまだ独り身でいたらフランシスコ自身もきっと黒い風になっていないん
じゃないかと思ったり、なっていたとしてもわたしがいるのでそんなに活躍できないんじゃ
ないかと思う部分もあるので、アントニオとこうなってしまったからという結末もあるし、
先日芹香さんともお話させていただいんですけど、フランシスコが戦争に行ってから戻って
こなくなってしまって、次に出てくるのがすぐに(アントニオと)抱き合っているシーンなの
でその部分を誤解されないように、愛の方向性をきちんとお伝えしないとなっていうところ
がすごくむずかしい。
真風:けっこう時間経過が早い、次の場面では前のシーンからずいぶん心境が変わっているみ
たいなシーンが意外と多いから、通しをやっていて気づくこととかそのあと冷静にみて
ここはもっと自分の中で時間の経過を感じなきゃっていうところも見えてきた。その分
最初のベースメントのそれぞれの役の濃さみたいなものをさらに深めていけると・・。
************
-司会の華陽子ちゃん、立ち回りもすごく多いということですが。
真風:けっこう立ち回っている。
芹香:わたしが衝撃的だったのは正塚先生が立ち回りをつけるんだ、殺陣の先生じゃないんだ、
サーベルを持ち出した!あれー、立ち回っている!みたいな衝撃が稽古場ですごかった。
真風:でもわかりやすくてね、その作品をつくった先生だからつけれる立ち回りの流れ感と
いうのはあるよね。
芹香:感動的。
桜木:立ち稽古の延長で手の動きがつきだす。
芹香:そう!
真風:新しんですよ、こういうのね。普段はお芝居とは別に立ち回りの先生に入っていただい
て、そういう日をもうけて、そこでお芝居と立ち回りの消化を自分たちでしていく。
お芝居しながら剣も振り回すということがすごくある。
(まどかちゃんに)ブンブン振ってね。
星風:剣をもつの初めてではないと思うので、そういうふうにならないように、この場を
なんとかしなきゃっていう魂の、勇気を振り絞ってのことだと思うのでうかうかしては
いられない。
真風:わたしもそうだよ、いきなり大暴れしだす。
桜木:いきなり、おおって。
真風:(ロベルトは)飛び蹴り、けっこう激しめなシーンも注目してほしい。
宝塚の世界にリアルを持ち込んだ1990年代、2000年代の正塚作品『二人だけの戦場』『FAKELOVE』『バロンの末裔』『Crossroad』『銀の狼』『デパートメント・ストア』、
今の自分でもう一度観てみたい。オンデマンド配信でいつか出会えますように・・・。