「インターラーケンからグリンデルワルトまたはラウターブルンネンを経て、クライネ・シャイデックへ。どちら経由でもユングフラウ鉄道は同じ列車に接続している。
ユングフラウ鉄道は、その4分の3がトンネルの中、おかげで、雨の日も雪の日も、365日運行している。
クライネ・シャイデックを出た列車は、右にユングフラウの氷河や崖の上にのっかったミューレンの村、左にヴェッターホルンとグリンデルワルトを見下ろしながらアルプスを上っていく。しかしアイガーグレッチャ-駅(標高2320m)を出るとすぐにトンネルに入り、あとはアイガーとメンヒの胎内をひたすら上る。
途中、停車は2回ある(下り列車は通過)。まずはアイガーヴァント駅(2865m、“アイガーの壁“の意)。ここはまさにアイガー北壁のど真ん中。映画『アイガー・サンクション』で、北壁から滑落したクリント・イーストウッドがぶら下がっていた場所だ。現在でも登攀者の緊急避難場所であり、救助隊の出発場所にもなっている。幾多のアルピニストの命を奪った絶壁を見上げてみよう。停車時間は5分。
次の停車駅アイスメーア(3160m、”氷の海”の意)は、ちょうど山の向こう側。ここで初めて、ユングフラウ連山の南側の顔を見ることになる。風景は一変して氷の世界。足元のフィッシャー氷河は、グリンデルワルトのグレッチャ-シュフルトの源流だ。正面左にはシュレックホルン(4078m)も姿を見せている。
クライネシャイデックから50分で、標高3454m、鉄道駅としてはヨーロッパ最高地点のユングフラウヨッホに到着する。」
(『地球の歩き方 スイスアルプス・ハイキング』2007-2008年より)
アイガーヴァント駅にて。
アイスメーア駅にて。
今井通子さんの『私の北壁』を読んだのは20歳ぐらいの時だったでしょうか。
読み返してから行きたいと思いながらその時間はありませんでした。
アイガーのお腹をぬけているなんて不思議な感じでした。
携帯にためこんだままだったこれらの写真をやっと整理したのは去年のことでした。
そしてようやくこうしてブログに載せることができました。
なんだほんとうにようやく、という感じです。
天気がよかったのは珍しいことのようでした。
吹雪いてみえないことも多いような。
私、基本的には晴れ女です。
ユングフラウ鉄道は、その4分の3がトンネルの中、おかげで、雨の日も雪の日も、365日運行している。
クライネ・シャイデックを出た列車は、右にユングフラウの氷河や崖の上にのっかったミューレンの村、左にヴェッターホルンとグリンデルワルトを見下ろしながらアルプスを上っていく。しかしアイガーグレッチャ-駅(標高2320m)を出るとすぐにトンネルに入り、あとはアイガーとメンヒの胎内をひたすら上る。
途中、停車は2回ある(下り列車は通過)。まずはアイガーヴァント駅(2865m、“アイガーの壁“の意)。ここはまさにアイガー北壁のど真ん中。映画『アイガー・サンクション』で、北壁から滑落したクリント・イーストウッドがぶら下がっていた場所だ。現在でも登攀者の緊急避難場所であり、救助隊の出発場所にもなっている。幾多のアルピニストの命を奪った絶壁を見上げてみよう。停車時間は5分。
次の停車駅アイスメーア(3160m、”氷の海”の意)は、ちょうど山の向こう側。ここで初めて、ユングフラウ連山の南側の顔を見ることになる。風景は一変して氷の世界。足元のフィッシャー氷河は、グリンデルワルトのグレッチャ-シュフルトの源流だ。正面左にはシュレックホルン(4078m)も姿を見せている。
クライネシャイデックから50分で、標高3454m、鉄道駅としてはヨーロッパ最高地点のユングフラウヨッホに到着する。」
(『地球の歩き方 スイスアルプス・ハイキング』2007-2008年より)
アイガーヴァント駅にて。
アイスメーア駅にて。
今井通子さんの『私の北壁』を読んだのは20歳ぐらいの時だったでしょうか。
読み返してから行きたいと思いながらその時間はありませんでした。
アイガーのお腹をぬけているなんて不思議な感じでした。
携帯にためこんだままだったこれらの写真をやっと整理したのは去年のことでした。
そしてようやくこうしてブログに載せることができました。
なんだほんとうにようやく、という感じです。
天気がよかったのは珍しいことのようでした。
吹雪いてみえないことも多いような。
私、基本的には晴れ女です。