行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

森田健作知事は辞任すべし

2009-04-05 23:35:23 | Weblog
 各紙の報道によれば森田健作氏に、違法献金問題が発覚した。自身が代表を務める政治団体が2005年と06年、外国人や外国法人の持ち株比率が50%を超える企業から献金を受けていたのだ。改正前の政治資金規正法(企業・団体献金の外資規制)に抵触した可能性、とのことだが、問題が浮上したのは自民党東京都衆議院選挙区第2支部で、森田氏は現在も同支部の支部長を務めているとのこと、この支部の政治資金収支報告書によると、大手ディスカウント店「ドン・キホーテ」から、04年に500万円、05年に650万円、06年に360万円、07年に360万円の企業献金を受けている。
私は献金問題も見過ごせないがそれ以上に問題は完全無所属と言って当選したのに、何と自民党の支部長を務めていることがこの献金問題で発覚したことだ。千葉県民、特に無党派層を取り込むために完全無所属などと言ってだましたのであり、知事失格だ。
私もかつてころりと欺され、唖然としたことがある。1992年の第16回参議院議員通常選挙に、東京都選挙区から無所属で立候補し、連合主導で民社党、社会党、社民連の推薦を受け当選した。当時私は電機連合の役員をしていて森田支援にかり出された。投票日直前、羽村のK電機の工場で組合員を集め、投票依頼の演説をぶった。組合員からは信頼できるのかという問いに革新系無所属で活動すると覚書を締結しているので大丈夫と答えた。ところが当選した朝、すぐに森田は覚書など無視して民社党に走った。94年には自民党に入党した。彼にはこうした前歴があるのだ。こんな信用のできない自民党東京都衆議院選挙区支部長を知事とすることは県民だけでなく日本の恥だ。清く辞任すべし。
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