行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

鳩山内閣スタート、バローゾEU委員長からメッセージ

2009-09-17 15:06:25 | Weblog
歴史的な鳩山内閣が発足した。内閣の顔ぶれを見ると人材豊富な民主党だけあって期待したい人材が入っている。枝野幸男とか小宮山洋子、大畠章宏が入っていないが連立を組んでいる関係で致し方ないか?参議院にはかねてから支援してきた政策のプロ兵庫の辻君だとか三菱労組から出した加藤としゆき君だとかいるので閣僚補佐役で期待したい。

新閣僚に弁護士が多い点は米国に似てきた。私の友人直嶋と平野が入り、立川高校の同期生で一度だけ選挙応援に行った中井も入った。平野が担当したリスク管理のフィルターを経ていると思うがつまらないことでつまずかないで欲しい。

外国の反応も久しぶりに日本の首相と内閣が注目され概して暖かい。各国とも日本との関係が良くなることを望んでいる。特にバローゾEU委員長は鳩山首相をプロ欧州だと歓迎している。

フィナンシャルタイムスは16日、バローゾEU委員長は民主党へ個人的なメッセージを寄せ、その中で鳩山論文(9月5日のブログ参照)に触れ「グローバリズムへの批判は同感であり、人間の尊厳を尊重するという価値観を持ったグローバリゼーションを形づくろうという点で東京とブリュッセルは共通の視点を持てる。EU委員会の新ガイドラインに加えたい。また権力の分散はまさにEUの理念で鳩山の唱える地方分権と類似している」と報じている。

また、EUのある高官は友愛の精神はEUを最初に構想したリチャード・クーデンホフ カレルギが唱え、市場原理主義から社会やコミュニティを保護する哲学だ。この点でもEUの哲学と極めて類似している。と報じている。
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