先日の会合で長崎の友人が外国人による爆買いでカステラまでが品不足だと言っていた。東京だけでなく地方にも外国人観光客が来るようになった。日本の商品やおもてなしで有名になったサービスが単に高品質だけで爆買いになっているのではなく品質プラスαがあるのではないだろうか
爆買いで有名になった電気釜を見ると、単に焚くだけでなく、微妙な炊き上げご飯の味が本物の釜で炊いたようなこだわりで日本の各メーカーは競った。シャワートイレは中国や東南アジアの水であらう習慣にマッチしたことは否定できないが、確実に定められた温水で洗えるという細かい技術が評価された。爆買いでドラッグストアの株価が上がったが、チューブの歯磨き粉?にしても外国品とはデザインが違う。蓋の部分が大きく蓋を底に立てておくことができる。整理整頓好きの日本人らしいきめの細かいところだ。
先日訪れたゴルフ場ハウスの床、大理石が敷き詰めてるのかと思ったが柔らかい絨毯だった。絨毯にわざわざ手間をかけて大理石模様にするとは、感心してしまった。オートドアは日本発のお客に対するサービスで欧米でも普及したがタクシーの自動ドアだけはまだ日本限定のようだ。プラスαで世界に普及しない例の典型は日本製スマホのワンセグとかお財布携帯であるが、お財布携帯はクレジット機能つけるかたちでこれから普及するだろう。
昔、従業員提案制度というのがあって、全員が何か改善案や新製品を提案せよと言われ、眠れない人も出てきて問題になったが、強制されなくても日本人には創意工夫の習慣が備わっているのではないか