海外ファンドも春闘に期待
日経平均株価はこのところ今世紀最高値をつけ、本日も18500円台を維持している。その要因を見ると、1月は海外投資家が大幅に売り越す一方、公的マネーと云われる年金積立金管理運用独立行...
昨年の東証日経ダウ18000円から今は16000円を保つのがやっとという状態、世界の主要市場で最も下落している。今年に入り東証取引の6~7割を占める外国ファンドの売り越しが続いているのが要因だ。昨年のブログで外国ファンドが買い越しを続ける条件はアベノミク第3の矢が成功することが条件と書いたが、残念ながらそうはならず、むしろアベノミクスへの懐疑から売り越しになっている。
上海のG20では予想どおりというか,ほとんど何も決まらないに等しい結果となった。金融政策は限界となったので財政政策をというのだが、中国のごとく財政政策が破綻しているのにまだやれというのだから呆れる。アベノミクスが「同一労働同一賃金」などようやく分配に踏み出したというのにまた補正予算で道路ということになるかも、いや参議院選挙の前にダムだ橋だという元の木阿弥になる可能性が出てきた。ついでに消費税増税の延期も渡りに船となろう。